NAKAMURA Minoru's Diary (2014年10月)

10/29 (水)

[時事] アンタレス・ロケットが爆発

米国のオービタクル・サイエンシズ社のロケット『アンタレス』が爆発。

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10/26 (日)

[Food] INDRA　～インドラ～＠元住吉

元住吉の前にラーメン屋があった所がインドラ(ぐるなび、食べログ)という無国籍料理の店になっていた。

ナシゴレンを食べる。

肉フェス＠昭和記念公園

立川の昭和記念公園で開催された肉フェスに行ってみる。 5月のゴールデンウィークに駒沢公園で開催された肉フェスは3時間待ちとか人が多すぎてげっそりな状況だったが、今回はそこそこの客で並ぶ店は20分ぐらい並ばない店はすぐに買えた。

ゆめひろばにはいろんな幟が立っている。

『七つの大罪』

とある自治体の地域振興

やや問題がある豚のぬいぐるみ

エジプト・アラブ共和国大使館のクスクスを食べる。

今日見つけたスマートフォンの新機能

ついに富士通の携帯電話に髭剃り機能がつくよ！

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10/25 (土)

ジョルジュ・デ・キリコ ―変遷と回帰―＠パナソニック汐留ミュージアム

今週からジョルジュ・デ・キリコ展(公式)がはじまったので早速見てくる。場所は汐留のパナソニックの4階にある。

『ジョルジョ・デ・キリコ変遷と回帰』とあるだけに、キリコを代表するシュルレアリズム絵画は少なく、古典主義への回帰以降に描かれたものかメイン。いわゆる形而上絵画のキリコらしい絵は、今月の16日に行った六本木の国立新美術館のチューリッヒ美術館展の方が多いかも。

キリコの古典主義・ネオバロック時代の絵画はあまり知らなかったので新鮮。とくにキリコが塑像を造っていたのは初めて知った。ただ 1960 年代以降のキリコが過去の自分の作品の模写をはじめて以降の作品は、同じ構図なのに陰影のつけかたなどで単調になったのが分かり、別人によるできの悪いコピーのようで見ていて悲しくなる。

フェルディナント・ホドラー展＠国立西洋美術館

ついでに上野に移動して、国立西洋美術館でやっているフェルディナント・ホドラー展(公式)を観ている。

ホドラーはスイスの自然を抽象的に描いた風景画が有名だが、ホドラーの若かりし頃のスイスにはお土産用の絵を生産する絵画の工房があり、ホドラーがそこで働くことでキャリアーを開始したというのが印象的。なんというかスイスはヨーロッパの美術史の中ではあまり重要視されない僻地のようなところという印象を持っていたが、美術を学ぶ学校や美術産業がちゃんと存在していたのね。

飛行船が飛んでいる

ついでに常設展の中で「ネーデルラントの寓意版画」という企画展をやっていたので観て行く。 16世紀から17世紀初頭に発売された「寓意」のある版画集なのだが、どうも女性はどの絵を見てもおっぱいが浮き出た扇情的な版画で、なんか別の用途があったのではないかしら。

[Food] つけめん玉＠ラゾーナ川崎

川崎に移動してラゾーナ川崎のフードコートに新しく出展した「つけめん玉」という店で食べる。肉味噌つけ麺だそうだが、写真と実物が大きく違っていて、注文したことを少し後悔したよ。

[Movie] ヘラクレス

ラゾーナ川崎の 109 シネマで『ヘラクレス』を観て行く。作中のヘラクレスは、英雄譚に尾ひれがついて一般民衆からは神格化されているが、実際には非常に強いがただの人間として描かれている。「300(スリー・ハンドレッド)」と同じようなのりの作品だった。

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10/23 (木)

冬めいてきたので

半袖から長袖に変えたが、そうすると今度は暑い。

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10/22 (水)

[Linux] 3.17 から DEVICE_ATTR() のモードが制限

Linux 3.17 で pib をビルドすると、error: negative width in bit-field '<anonymous>' というコンパイルエラーがでるようになった。エラーが発生しているのは以下の DEVICE_ATTR() を定義している部分。

static DEVICE_ATTR(local_ca_ack_delay, S_IRUGO|S_IWUGO, show_local_ca_ack_delay, store_local_ca_ack_delay);

このコンパイルエラーを辿ると __ATTR() で mode を設定する際に VERIFY_OCTAL_PERMISSIONS() でチェックを行っていた。このチェックルーチン内でコンパイルエラーが出ているようだ。

#define DEVICE_ATTR(_name, _mode, _show, _store) \
        struct device_attribute dev_attr_##_name = __ATTR(_name, _mode, _show, _store)

#define __ATTR(_name, _mode, _show, _store) {                           \
        .attr = {.name = __stringify(_name),                            \
                 .mode = VERIFY_OCTAL_PERMISSIONS(_mode) },             \
        .show   = _show,                                                \
        .store  = _store,                                               \
}

VERIFY_OCTAL_PERMISSIONS() は 3.17 で赤字の行が追加されている。

/* Permissions on a sysfs file: you didn't miss the 0 prefix did you? */
#define VERIFY_OCTAL_PERMISSIONS(perms)                                 \
        (BUILD_BUG_ON_ZERO((perms) < 0) +                               \
         BUILD_BUG_ON_ZERO((perms) > 0777) +                            \
         /* User perms >= group perms >= other perms */                 \
         BUILD_BUG_ON_ZERO(((perms) >> 6) < (((perms) >> 3) & 7)) +     \
         BUILD_BUG_ON_ZERO((((perms) >> 3) & 7) < ((perms) & 7)) +      \
         /* Other writable?  Generally considered a bad idea. */        \
         BUILD_BUG_ON_ZERO((perms) & 2) +                               \
         (perms))

結局 Linux 3.17 から DEVICE_ATTR() に指定するアクセス権限に S_IWOTH(00002) を認めないようになり、それをコードレベルでガードしているようだ。ただし出てくるコンパイルエラーは全然関係ないメッセージなので意図が分かり辛い。

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10/18 (土)

SoftBank Ultra SPEED 回線を解約

2012年8月11日に契約した SoftBank Ultra SPEED の回線を解約した。解約月を間違えて解約料金をとられた。 OUCH!

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10/16 (木)

チューリヒ美術館展＠国立新美術館

今日はお休みなので 9/25 から六本木の国立新美術館で開催されたチューリヒ美術館展を観に行った。モネ、シャガール、ムンクなどに加えて、スイスを代表するフェルディナント・ホドラーの絵が来ている。ホドラーの絵を見るのは初めてだ。個人的にはオスカー・ココシュカの絵がピンと来た。

ところで今回の展示では、裸の状態の絵、ガラスのカバーのある絵、アクリル樹脂でできた箱でガードされている絵とか展示方法が絵によって異なっている。壁とロープの距離もまちまちだった。なんか貸し出し条件が細かく設定されていたのかしらん？覚えている限りではダリの絵が一番防御力が高かった。

[Food] シナボン＠六本木

シナモンロールの専門店『シナボン』(公式)に。ベリーソースをかけたのも食べたが、最初はクラシックなただのシナモンロールを食べほうが味が分かってよかったかも。

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10/13 (月)

[時事] 台風 19 号上陸

神奈川では月曜日の朝に到着するという話だったが、週末に上陸して以来速度をあげて、通勤時には過ぎ去ってしもうた。

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10/11 (土)

[PostgreSQL] 第30回 PostgreSQL勉強会

市ヶ谷のアシスト社で開催された第30回 PostgreSQL勉強会に参加。勉強会の資料はここにリンクされている。

花田氏の PostgreSQL のクエリ・内部処理の並列化の話を聞いたことと、最近自分で調べたことの雑感をここに記しておく。

並列処理の実行体は background worker や dynamic background worker になる。どちらもプロセスが1つのデータベースにしか接続できず、別のデータベースに切り替えるためにはプロセスを作り直す必要があるのが弱点になる。
- PostgreSQL: Documemntation: 9.4: Background Worker Processes
- Michael Paquier 氏の Taking advantage of custom bgworkers PostgreSQL Conference Europe 2013
Dynamic backgroud worker が使える共有メモリとして Dynamic Shared Memory(DSM) という機構が 9.4 で導入されたが、DSM は各プロセスにマッピングされるアドレスの位置が固定にならないため、共有メモリ中にポインタが書けない点が弱点になる。また palloc()、pfree() の仕組みも使えない。例えば並列ハッシュアグリゲーションなどをやりたかったら、共有メモリ上にハッシュテーブルを作る必要があるが、それがやり辛い。
- Robert Haas 氏が開発中の新しい BlockMemoryContext は git.postgresql.org/gitweb/?=users/rhaas/ の下で公開されている。これはアドレスを指定したメモリ領域を MemoryContext として使える機構で、位置固定共有メモリ領域を渡せばその中で palloc()、pfree() できる。
EnterpriseDB 社がトライしている並列ソートのアイデアはPostgreSQL wikiにまとめられている。1つのクエリーを複数の実行体で並列処理する場合、トランザクションを共有する必要がある。もしできない場合にはスナップショットだけでも共有する必要がある。
select pg_export_snapshot() で公開スナップショットを作りそれをSET TRANSACTION SNAPSHOTするという手もあるが、PREPARE TRANSACTION が使えなくなって二相コミットができなくなる。 CurrentTransactionState と GetTransactionalSnapshot() で取得できるスナップショットパラメータを dynamic background worker にコピーすれば動作するはず。
並列クエリーの場合、実行時中にプランステートツリー(plan state tree)が書き換わってゆく点が並列処理を阻害する。プランステートツリーの中で初回評価時にノードを変形してしまう処理があるのだが、複数のプロセスが同時実行していると書き換え結果をどう伝播するかが問題になる。また並列プロセスのいずれかに発生したエラーを外側から見た時に逐次処理したように見せるためにペンディングする機構などが必要。