Windows2000

私が調べたり 人から聞かれたりした Windows2000 に関するメモを残すページです。

  1. W2000: MS-DOS6.2 相当の起動ディスクを作成
  2. W2000: SP2適用済み Windows2000 Setup CD-ROM の作成
  3. W98: Format が 64 GB を超えるドライブのサイズを誤って表示する
  4. NT、W2000: コマンドプロンプト(Cmd.exe) の自動補完を有効にする方法
  5. NT、W2000: MS-DOSで標準エラー出力をリダイレクトするには
  6. NT、W2000: Telnet サーバーを起動するには
  7. W2000: Windows2000 でシステムディスクをまるごとバックアップする方法

W2000: MS-DOS6.2 相当の起動ディスクの作成

Windows2000 の CD-ROM から MS-DOS6.2の起動ディスクを作成することが可能。
Windows2000 を起動後、 フォーマット済みのフロッピーと Windows2000 を CD-ROM ドライブに挿入して、 コマンドプロンプトから以下のようにコマンドを打つ。
C:\> Q:  (CD-ROM ドライブのドライブレターへ)
Q:\> cd VALUEADD\3RDPARTY\CA_ANTIV
Q:\>VALUEADD\3RDPARTY\CA_ANTIV> MAKEDISK A:
これはウィルススキャン用の起動ディスクだが、 MS-DOS6.2 システムが入っている。

W2000: SP2適用済み Windows2000 Setup CD-ROM の作成

SP のあたっていない Windows2000 CD-ROM から、 SP1・SP2 が最初からあたったブータブルCD-ROM が作成可能。

下記を参考に

うな中 ( Windows2000SP1適用ブータブルCDを作ろう)


W98: Format が 64 GB を超えるドライブのサイズを誤って表示する

参照 http://www.microsoft.com/Japan/support/kb/articles/J054/6/85.HTM

NT、W2000: コマンドプロンプト(Cmd.exe) の自動補完を有効にする方法

NT 4.0 以降の コマンドプロンプト(Cmd.exe) にはコマンド補完機能が存在する。
これは Web ブラウザの URL 補完機能のように、 途中までコマンドやファイル名を打っておいて Tab または Shift + Tab を押すと合致する侯補を順番に表示してくれる 機能である。

これを行うにはレジストリ情報の、
HKEY_CURRENT_USER/Software/Microsoft/Command Processor
CompletionChar の値を編集し、 REG_DWORD の値を 9 にすればよい。

参照
http://www.microsoft.com/japan/support/kb/articles/JP244/4/07.htm

MS-DOSで標準エラー出力をリダイレクトするには

MS-DOS では ">" を用いることによって標準出力、 "<" を用いることによって標準入力をリダイレクトすることができる。
しかし、 標準エラー出力がリダイレクトできることはあまり知られていないようだ。
c:\> program.exe 2>  error.txt
c:\> (program.exe 2> error.txt) > output.txt
c:\> (program.exe 2>&1) > merge.txt
上の例では、 1行目は標準エラー出力のみを error.txt に書き出す指定方法。
2行目は標準出力と標準エラー出力を別々のファイルに書き出す指定方法。
3行目は標準エラー出力を標準出力にマージする指定方法である。


NT server で Telnet サーバーを起動するには

Windows NT/2000 サーバーには 標準で telnet サーバーが導入されている。
デフォルトでは起動しない設定になっているが、 これをオンにするには、以下の手順に従えばよい。

  1. 設定変更
    > 「次のオプションから1 つを選択してください: 」
    → 3) レジストリの設定を表示/変更します ... を選択。

    > 「次のオプションから1つを選択してください: 」
    → 7) NTLM を選択

    > NTLM の現在の値 = 2
    > この値を変更しますか? [y/n]
    → y を選択

    > NTLM [ 現在の値 = 0; 使用できる値は 0、1、2 のいずれかです ] :
    → 0 を撰択

    > NTLM を 0 に設定しますか? [y/n]
    → y を選択

  2. サービス開始
    最初の画面に戻って「4)サービス開始します」

後は、NT サーバーの DNS名/IP を指定して telnet を起動すれば、
DOS 窓相当の機能のリモートの端末が使えるようになる。


Windows2000 でシステムディスクをまるごとバックアップする方法

C:\ ドライブの存在する HDD が容量不足などで交換した場合には、 Windows 9x では新しい HDD をフォーマットし、 古い HDD の内容をすべて移した後に MBR を書き込み、 HDD を置換してしまえばよかった。

しかし、 NT4.0 では NTFS ディスクを自由にコピーできる DOS 相当の ツールが存在しなかったために、 Windows9x 系のような簡単な HDD のお引っ越しはできなかった。

Windows 2000 では回復コンソールを用いることで、 Windows 9x系のような HDD の入れ替えが復活した。
http://www.idg.co.jp/win2000/back/200102/20010221_01_rep.html

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Written by NAKAMURA Minoru, Email: nminoru atmark nminoru dot jp, Twitter:@nminoru_jp