NAKAMURA Minoru の日記 (2003年7月)

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7/31 (木)

不正アクセスの集計

ややマンネリになっているが今月も今月分の不正アクセスの国別統計を集計。
先月と比べても 上位はほとんど動きはない。

アクセスホスト(IP)数
順位国別割合
1US (アメリカ)25.81%
2CN (中国)17.61%
3JP (日本)10.47%
4TW (台湾)5.11%
5KR (韓国)4.87%
6BR (ブラジル)3.81%
7CA (カナダ)3.00%
8MX (メキシコ)2.52%
9DE (ドイツ)2.35%
10UK (イギリス)2.03%
     
アクセス数
順位国別割合
1US (アメリカ)23.14%
2CN (中国)19.79%
3JP (日本)12.21%
4TW (台湾)5.64%
5KR (韓国)5.60%
6BR (ブラジル)3.47%
7MX (メキシコ)3.35%
8CA (カナダ)2.90%
9HK (香港)2.22%
9DE (ドイツ)2.22%

閉じているポートへの不正アクセスをポート番号別に数えると、 以下の表のようになる(ただし、TPC/UDP ポートの区別はなし)。 Windows 系の脆弱性を狙ったものが圧倒的だ。

ポート番号別不正アクセスの頻度
順位ポート番号割合 ポートの解説
1445 57.48% Windows のダイレクトホスティング SMB
2143412.09% Microsoft SQL Server 用
3137 11.85% NetBIOS ネームサービス
4139 4.72% NetBIOS セッションサービス
5135 2.58% RPC
64432.42% https
710801.73% socks proxy server
814331.33% Microsoft SQL Server 用
81111.33% SunRPC の ポートマッパー

この後、3389、1415、4899 と続く。

HTTP(80) 番へ nimda / code red 系の攻撃を掛けて来たのは 271 サイトから 361 回。

国別順位
アクセスホスト(IP)数
順位国別サイト数割合
1CN (中国)17865.68%
2JP (日本)7025.83%
3MY (マレーシア)103.69%
4TW (台湾)51.85%
5その他、1サイトからのみの国が多数
     
国内サイトのみ
アクセスホスト (IP)数
順位国別サイト数
1bbtec.net50
2OCN7
3il24.net2
 その他、1サイトづつ

Yahoo BB からのアクセスは相変わらず異常に多くて減る傾向がない。
最近では、感染レポートを送ってもおざなりの返事しか返ってこなくなった。 本当に対処をしているのかしら?

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[NAKAMURA Minoru's Diary] 不正アクセスの集計 2006-01-01 (Sun) 10:25:01
今月も終わりなので不正アクセスの分析を行う。先月以来、 Blaster や Nachi の影響でログは爆発しているので、分別して集計する。

7/30 (水)

新横浜ラーメン博物館の新しい店

出張の帰りにラー博による。 横浜ラーメン六角があったスペースに 「らーはく厨房」という新しい店が出現。 既存の店を誘致してきたわけではなく、 オリジナルの出店のもよう。

逢初麺 というスープと麺とトッピングを別々の器に出すラーメンを食す。 陶器に盛られてお洒落なラーメンだが、 結局は全部一つの器にじゃぶじゃぶ入れてしまうえば ただの正油ラーメンだ。
味はうまいが830円は高いような。。。

       逢初麺1
全体像。
麺はアメに絡めていて、スープの本体とは分離している。
    逢初麺2
具。
    逢初麺3
お湯を注ぐ前。
    逢初麺3
お湯を注いだ後。

7/28 (月)

[Java] BEA JRockit 8.1 Service Pack 1 が公開

7/18 に BEAから JRockit 8.1 SP1 が公開された。
JRockit 8.1 SDK Document を 読むと JRockit 8.1 のバグ修正がかなり修正されたのが分かる。 4/5 の日記で書いた 日本語 Windows へのインストール時に発生するエラーも直っていた

性能・機能面での追加としては、

-XXenablefatspin オプションの追加
マルチ CPU マシンで ロックの競合が発生する可能性が高い場合に -XXenablefatspin の追加を試してみると性能が改善するかもしれないらしい。 説明を読むと、 どうも adaptive lock を実装したように見える。
Management Console で CPU 使用率が取れるように (Windows 2003 Server 限定)
Windows 2003 Server 上で動く JRockit を management console でモニタリングする場合、 CPU 使用率のデータも採取できるようになった模様。
ただし、アドミニストレータの権限で JRockit を実行する必要があるとのこと。

など。

その他では、Linux システムで Hyper-threading (HT) が有効であることを 正しく認識させるための方法 が載っていて、HT を正しく検出できない場合には HT 最適化が効かないと書かれている。 逆に言えば、JRockit 8.1 にはなんらかの HT 最適化が本当に入っている模様。 具体的にどのような HT 最適化が入っているのか非常に気になる。

追記:7/29

JRockit 8.1 SP1 で新たに開発された JRockit Runtime Analyzer (JRA) 機能の紹介ページを作成。


7/27 (日)

[Bench][CPU] Itanium2 が SPEC CPU2000 を制す

www.spec.org に HP の Itanium2 サーバーの新しい記録が登録された。
登録されたのは HP Integrity Server rx2600 (2-way) と rx5670(4-way) で、 rx2600 は CINT2000 1,322CFP2000 2,119 で CINT2000、CFP2000 共にレコードを塗り替えた (rx5670 は CINT2000 1,312、 CFP2000 2,108)。

CFP2000 の方は Itanium2 の SGI Altix 3000 が 2,055 をマークしていたので それほど感慨はない。 しかし、CINT2000 の方は Altix 3000 のスコア 1,077 (プロセッサ種類別で前回 5位)から、 Pentium4 3.2GHz の 1,249、Opteron 144 の 1,170、POWER4+ の 1,113 などを ゴボウ抜きにしている。
同じプロセッサでありながら CINT2000 の性能が急速に改善したのは、 コンパイラと OS を切り替えたことが原因だと思われる。
HP は今回 初めて IA-64/HP-UX 11i 上で動く謹製コンパイラ HP C/ANSI C Compiler / HP aC++ Compiler を使用した。 OS/ライブラリの影響も考えられるが HP C/aC++ Coompiler は Intel C/C++ Compiler v7.1 以上に 高速な IA-64 バイナリを生成すると思われる。

参考


7/26 (土)

通販で買ったものが まとめて届く

amazon.co.jp に注文していた アーキテクチャ徹底解説 Microsoft Windows2000 (上) (下) が届く。
OS の内部構造を見ること出来ない Windows だが、 スレッドのスケジューリングアルゴリズムやメモリ管理周りの機構の説明が解説されている。 しかし、 Solaris Internals のような本と較べると説明が浅く (例えばカーネル内のロックの話も同期オブジェクトの話も載っていない)、 Windows で本気のマルチスレッド・マルチプロセスプログラムを書くための 解説書としては不十分のようだ。

その他、 高橋葉介の夢幻紳士シリーズを購入。 代引の通販も来る。


7/25 (金)

おろしたての背広が。。。

8月の半ばから新横浜にある部署に研修に行く予定なので、 顔合わせを兼ねた打ち合せに行く。
しかし こちらの自己紹介の資料を見せたところで、 もっと似合った部署にと研修先が変更に。 研修実施日は 10 月まで延長になった。 あまりに速攻で終わってしまったので ラーメン博物館による暇もなし。

P.S.

打ち合せがあったので、一昨日に続いて今日も背広を着用したが、一昨日に続いて雨が降ってずぶ濡れに…


7/24 (木)

ローカルルーターの設定を変更

Windows の RPC インターフェイスに セキュリティホールが発見 され 各所から警告が出ている。
今後のことを考えてルーターの設定の見直しを行う。

まず、以下のポートを閉鎖。 これらのポートは、 これまでも 外 → 内 へのアクセスは拒否していたが、 自分のマシンが感染した場合のことも考えて 内 → 外 のポートも全て塞ぐことにした。

とりあえず、 塞ぐべきポートの基本は以下らしい。

TCP/UDP ポート番号サービス
23Telnet
111Solaris の RPC port mapper
135Localtion Service
137〜139NetBIOS 関連
445Direct Hosted SMB Service
1433〜1434Microsoft SQL Server 関連

設定を変更しているうちに 手持ちのローカルルーターの フィルター機能の「NetBIOS 関連のポートをフィルター」というの糖衣設定は、 137〜139 へのアクセスを「無視」するだけで「拒否」していないということに気づく。 糖衣設定を外して ポートを個別にアクセス「拒否」設定に変更。

この設定をする前には、 NORTEL の VPN クライアントを用いた某所 RAS を行うと、 2 回に 1 回ぐらいルーターがハングアップしていたのだが、 設定変更後は一度も落ちなくなった。Why?


7/23 (水)

OB 会が。。。

年に1度 開かれる某組織で出身学部の OB 会が、川崎の日航ホテルで開かれる。
知り合いが幹事なので、普段着ない背広を着て出席。

OB 会のメンバーは 200人を越えているが、 総会出席者は 30 人前後。 しかも例年 出席予定者の1割以上がドタキャン・無断欠席をする愉快な会合だ。
今年は、雨のためか開催時には半分しか人が集まっていなかったが、 最終的には 4 人欠席で済んだ模様。


7/22 (火)

クーラーは人類の至宝。まさに科学の勝利ね

性能評価に使っているマシン用に Intel の 1000 Base-T チップ Intel 82544EI を載せた LAN カードが届く。
Web サーバーに内蔵の 100 Base-TX では ネットワーク性能が飽和して困っていたので買い足したもの。

このLAN カードは PCI-X に対応した 64-bit / 66MHz 対応製品。 管理人が (IA系では) 初めて扱う 64-bit カード。
ざっくと挿して RedHat Linux Advanced Server 2.1 を立ち上げると、さっくと認識する。 しかしまったく通信できず。しばらくすると OS ごと固まる。 OS を切り替えて Windows 2000 Advacned Server を起動。 ドライバーを入れて再起動すると、 ログインダイアログが出る前に OS が固まる。 トホホ。

2 時間ほど格闘した後、原因が判明。
64-bit カードはコネクタの真中に切り込みがあって 32-bit PCI の部分と拡張部分に分かれているが、 拡張部分のコネクタの挿さり方が甘かったようだ。
中途半端に挿してもカードの認識だけはされるのね。。。

P.S.

気温の暑さとマシンの熱さでへろへろになって寮に帰ってみると、 クーラーの修理が終わっていた。
極楽〜〜〜。

追記:7/26

クーラーの冷房効果は回復したが、 水漏れはなお続く模様。

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[NAKAMURA Minoru's Diary] 同じ失敗をまた繰り返す… 2006-01-01 (Sun) 10:20:38
出張から帰ってきた後にサーバーセットアップの続き。

7/21 (月)

横濱カレーミュージアム

所用があって桜木町まで出たので、 前から行きたかった 横濱カレーミュージアム (YCM) を表敬訪問した。
JR 関内駅を降りてすぐ YMC の看板のあるビルが見る。 YMC はビルの 7・8階にテナントとして入っていて、 それより下の階はパチンコ屋やゲームセンターになっているようだ。

中に入ると船を模した内装になっていて、 7・8階をぶち抜いて甲板を作ったりしている。 なんとなく横浜っチック。 とはいえ、 人が多くてぎゅうぎゅう詰めなので周りに関心を払う余裕はなし。

    カレーミュージアム店内
薄暗いが船の看板部分から下を見下ろしている。
    カレーミュージアムの壁の落書き
壁には至るところに落書きが。
    オリエンタルカレー
懐かしいレトルトカレーや TV CM の展示がある。これはオリエンタルカレー。

とりあえず 山子屋の山小屋ビーフカレー (納豆入り)、 ハマヌーンのチキンカリー、 チャンプ屋のスパイスアートの パク森カレーを食す(すべて量の少ないお試し版)。 山小屋ビーフカレーは、納豆と食べる食感が新鮮。 ハマヌーンのチキンカレーのライスは、ちゃんとインディカ米だった。 結局、 ただカレーのルーは皆それなりに美味しいのだが、 美味しくてびっくりするといったインパクトはなかった。

    チャンプ屋のスパイスアートのパク森カレー チャンプ屋のスパイスアートのパク森カレー。 他は写真を取り忘れてしまった。

今回 食べていない店もあるが、 YMC には「日本のカレー屋」ばかりが集まっていて、 タイ風カレーやインド料理屋がないのは残念。 味のバリエーションを求めるなら、 とりあえず本郷・上野の界隈のカレー屋を巡りの方が楽しいかも。


7/20 (日)

[Java] EJB アプリいまだ動かず

先週から、某アプリケーションサーバー上で 既存の EJB をインストールしようと四苦八苦している。
一応、 EJB の仕込みが終わりクライアントから呼び出しを掛けようとしているのだが、 EJB のインスタンスを作る前の段階でこけている。

import javax.naming.Context;
import javax.naming.InitialContext;
import javax.rmi.PortableRemoteObject;

public class HogeClient {
                            
  public static void main(String[] args) {
    try {
      InitialContext initial = new InitialContext();

      Object      obj  = initial.lookup("HogeCMS"); // (A)
      HogeEJBHome home = (HogeEJBHome) PortableRemoteObject.narrow(obj, HogeEJBHome.class);  // (B)

      // 続く処理
    } catch (Exception e) {
      e.printStackTrace();
    }
  }
}

某 Web アプリケーションサーバには Windows 版と Linux 版があって、 サーバーとクライアントを両方とも Win 版にすればちゃんと動くのだが、 それ以外の組合せだと以下のような問題が生じる。

  1. サーバーとクライアントを別マシンで行うと、 JNDI 経由で EJB コンポーネントが lookup できない (A)。
  2. 同一マシン上で実行すると narrow が失敗 (B)。

半日 いじって分かったのだが、 このアプリケーションサーバーには EJB の deploy と EJB の install の 2 つの処理 があるようだ。 普通、EJB のインストールのことを deploy というのだと思っていたが違ったらしい。 EJB を deploy した後に install しないと JNDI に登録されないようだ。
そういう仕様ならそれでも構わないのだが、 問題は deploy のみでも後続の処理を続けることができる点が問題だ (install なしでも EJB を起動することができる。少なくともログを見る限り支障がないようだ)。 えらい手間を食ってしまった。

もう一つは 2. の問題は、 Windows 版のアプリケーションサーバーに EJB を deploy した場合と Linux 版に deploy した場合で、 異なった client jar ファイルができる点が原因のようだ。 同じアプリケーションサーバーで同じ EJB を展開しているのだから、 client jar も同じものが使えるだろうと踏んでいたのが甘かったようだ。。。


7/19 (土)

雨漏り

寮の雨漏りがますますひどくなって、 1晩のうちにバケツに 5cm ほど溜るようになった。

寮の管理人さんに隣の部屋も貸して貰う。


7/17 (木)

[Bench] SPEC に新しいスコアが登録

Intel Xeon MP 2.8GHz (400MHz)、Intel Xeon 3.06GHz (533MHz、L3 1MB版) のスコアが公開される。
Xeon MP 2.8GHz は DELL の PowerEdge 6650 で int2k が 1,234 、 fp2k が 1,120
Intel Xeon 3.06GHz は DELL Precision Workstation 650 で int2k が 1,294 、 fp2k が 1,186

この 2 つの CPU のスコアは、 すでに公開された 800MHz システムバスの Pentium4 3.2GHz と並べてみると、 だいたい同等の性能であることが分かる (CPU 単価はぜんぜん違うが、、、)。

CPU Clock System bus L3 Cache CINT2000 CFP2000
Pentium4 with HT 3.2GHz 800MHz 0KB 1,249 1,285
Xeon 3.06GHz 533MHz 1024KB 1,294 1,186
Xeon MP 2.8GHz 400MHz 2048KB 1,234 1,120

新しい Intel Xeon 3.06GHz のスコアは Hewlett-Packard からも登録されている。
HP の公開したスコアは、 1MB L3 キャッシュの有り版と無し版の両方があって興味深い。

  L3:1MB なし
CINT2000 / CFP2000
L3:1MB あり
CINT2000 / CFP2000
ProLiant DL360 1,070(1,028) / 1,048(1,038) 1,258(1,177) / 1,183(1,154)
ProLiant DL380 1,068(1,028) / 1,065(1,033) 1,258(1,178) / 1,184(1,150)

Pentium with HT 3.2GHz はすでに DELL から公開されているが、 Intel 自身が測った結果が登録された。
int2k が 1261 、 fp2k が 1267 で DELL が過去に公開した値よりも int2k が微増、fp2k が微減している。 ただし、誤差程度の差。

それ以外では IBM が POWER4+ 1450MHz を載せた IBM IntelliStation POWER 275 Workstation (最大 2-way、L3 8MB) のスコアが公開される。 int2k が 978、 fp2k が 1180
同じクロックの POWER4+ を載せた eServer pSeries に比較すると fp が弱いようだ。


7/15 (火)

[CPU] SGI の新しい MIPS ワークステーションが...

Itanium2 に行ってしまったと思われた SGI が、 R16000 搭載した新しい Visual Workstation Tezro を発表した。 最大 4-way の SMP マシンだが、搭載できる R16000 の最大周波数は 700MHz。 なんともしょんぼりなスペックで、 4CPU が集まっても 1CPU の Pentium4 3.2GHz マシンに演算速度で負けそうだ。

IRIX の遺産も再利用可能なものは ほとんど流出してしまったし、 ワークステーション CPU としての MIPS の火は完全には消えていないようだが、 残り僅かな命なのね。。。

P.S.

Onyx4 も出た。


7/14 (月)

nminoru.jp ドメインのセカンダリー DNS & セカンダリー MX

管理人の汎用ドメイン nminoru.jp は 長い間 DNS 1台という危険な状態での運用が続いていたが、 昨日 Tu 氏にセカンダリーDNS を引き受けてもらった。 ついでに Ta 氏が 新居に光ファイバーを引き固定 IP のネットワークを構築するそうなので、 今後 セカンダリー MX を引き受けてもらうことを約す。

長らくいい加減な状態だった nminoru.jp ドメインも そろそろ本格的に運用できる環境に持っていくことにする (特にバックアップ環境)。


7/13 (日)

独立系システムインテグレート会社を訪問

研究室 OB の T.H.氏が興した システムインテグレード会社のオフィスを大挙して訪問。
IT 不況の中ずいぶんと景気がよく、 会社を設立して1年で 日本橋に新しいオフィスを構えたそうだ。 新しいオフィスの場所は中央区日本橋。 会社は社員2人・アルバイト3人の規模。 T.H. 氏 曰く、 最初は秋葉原で探したが 光ファイバーを引けるという条件で探すとうまい物件がみつからず 日本橋になったそうだ。

今回の訪問の主旨は 新しいオフィスを見ること以外に、 某組織の会合を現地で開いてしまうこと。
研究室関係者 6 人、 会社の関係者 4 人、 両方に係わっている人 2 人で、 生クリームパーティーを始める。
200ml 入りの生クリームを 8 パックほど買い込んでひたすらホイップ。 パン、クラッカー、フルーツ類に付けて食べる 催しを繰り広げる。

生クリームパーティーの話は別の場所に書いたのでおいておいて、 その場で情報交換した話を書き留めておく。

  • T.H. 氏と彼の会社は IP プロセッサ の 説明会・研修会に参加したそうだ。
    どうも某社はIPプロセッサを販売・サポートしてくれという 強いプッシュをいろんな所に出しているようだ。 オフィス内に見覚えのある資料が置いてある。
    IPプロセッサというのはぶっちゃけ HDD とキーボード・マウス・VGA 端子を省いた IA-32 ブレードサーバー。
    HDD が無い代わりに ネットワーク周りの能力を強化(?)されている。 それ以外ではコンパクトフラッシュが差し込めるようになっていて、 ゲーム機感覚でソフトウェアを導入できるというのが売り。
    T.H. 氏的には IP プロセッサに興味を覚えるが、 某社がどこまで本気か分からないので 関与していいのか分からないとのこと。 そりゃ御不満ごもっともで、 開発環境やソフト群の開発が進んでいないので、 IPプロセッサを使って何をすればいいのか 管理人も悩んでいるところだ。
    とりあえず現物が貰えるのであれば使ってみたいとのこと。 「貰えるのであれば使ってみたい」を言われたのは3件目。

  • 今年、H社に入社した I 氏は 某ビジネルグリッドのプロジェクトに関係させられたようだ。 定期的に武蔵中原で開かれるミーティングに参加しているそうな。 戸塚からご苦労さま。
    某ビジグリのプロジェクトのメンバには、 N社側には A 氏がいるし、 F社側には O 氏がいるし関係者だらけだ。

夕刻、 日本橋の「ますたにラーメン」へ移動。 鶏ガラベースの醤油ラーメンを食べて解散となる。

今日の教訓

生クリームには スジャータとかフレッシュクリームとか呼ばれる コーヒーに入れたりする泡立たないものがある。


7/12 (土)

Canopus MPEG Craft を購入

秋葉原のソフマップ1号店で Canopus MPEG Craft を購入。 店頭販売価格 4,200 円。
勇んで Win98 SE マシンにインストールするも MPEG Craft は動かず。 動作環境は Windows 2000、XP だったことに気づく。 しかたがないので別の Windows 2000 マシンにインストール。
MPEG ファイルを移動してカットの実験をしてみるが操作性はスムーズ。 色々いわれている音づれの問題は確認できず。 だって、このマシンサウンドカードがないから。。。

P.S.

あとアソビットで ANIMATRIX も購入。


7/11 (金)

[Linux] Native POSIX Thread Library (NPTL) で酷い性能の低下が…

Linux ベースの J2EE システムの性能評価中に妙な現象に遭遇。
4-way の Xeon MP 2.0GHz システムに Red Hat Linux Advanced Server 2.1 をインストールして、某 Web アプリケーションサーバーを構築 & 性能テスト。 だが、サーバーの CPU 使用率が 1 CPU 時には 100%、2 CPU 時には 70-80%、4 CPU 時には 50-60% と CPU 数が増えてくると頭打ちになる。

こういう場合の原因としては、

  • クライアント側からの負荷が足らない。
  • サーバー側の特定のリソースが不足して競合発生。

が考えられるのだが、今回はなかなか原因が特定できない。 結局、問題は OS のスレッドスケジューラーにあったようだ。
RH Linux AS2.1 のカーネルは 2.4 ベースだが、スレッドスケジューラー周りは独自の Native POSIX Thread Library(NPTL) を搭載している。 どうもこのスケジューラーが悪さをしているようで、NPTL を搭載しない普通の 2.4 系カーネルに入れ替えると 4 CPU 時の CPU 使用率がほぼ 100% になり、性能もほとんど倍になる。

NPTL は Next Generation POSIX Threading (NGPT) 由来のタスクキューを CPU 毎に持つ構造で、タスク切替え時のオーバーヘッドを改善したはずなのに、今回のケースではかえってアイドル時間が多くなってしまっている。 そのため、ノーマルカーネルの半分の性能しかでないという酷い状態。 某 Web アプリケーションサーバーの作りが特殊すぎるのが問題なのだろうが、NPTL にはまだまだ隙があるようだ。


7/9 (水)

交通事故を見る

今朝、車両が衝突した交通事故を見る。
すでに警察官が現場検証を始めていたので、 被害者の姿はなし。

車体が原型を留めるもののボコボコに。

衝突現場(ナンバープレートは伏せている)
素晴らしく器用な衝突の仕方だ。

追記:2004/5/3

知り合いから、 この車は側面にぶつけられた後で 車道に移動させられたのでは? というコメントをもらった。
そう言われればそうだ。


7/8 (火)

MPEG2 の CM カット

先々月に購入したメルコの USB 接続 外付け TV チュナー + MPEG2 エンコーダ PC-MV5/U2 の使い方を検討中。

現在、MPEG2 形式で保存した TV 放送を PC-MV5/U2 に附属の UleadVideoStudio6 で CM カットして、MPEG1 / DivX 等のよりコンパクトな形式に変換するという作業を行っている。
しかしカッティングの操作を行う VideoStudio6 には、カット後に Windows Media Player9 で正しく再生できない MPEG ファイルができたり、操作性に難があるという問題がある(カッティングポイントの指定を行うのに、スクロールバーによる粗い移動か1フレームづつの細かい移動しかないため、フレームの切れ目に合わせるのが難しい)。

カッティングソフトだけやるソフトもいくつかあるようだ。 購入を検討。

  • Womble multimedia 社 の MPEG-VCR (MPEG2VCR)
    VBR 圧縮の MPEG2 ファイルのフレーム単位のカッティングに正式対応したソフト。 操作性高し。 $119.95。
  • Canopus 社の MpegCraft
    近日中に発売される製品。 CM カッターというツールが元になっているらしい。 操作性はよいらしいが、実力は未知数。
    カノープスのオンライン通販 で 3,800円。

追記:7/13

結局、MpegCraft を店頭販売価格 4,200 円で買ったなり。

[Compiler] NAGWare Fortran95 の Trial 版入手できず

VeriTest の SPEC CPU2000 ベンチマークレポートの問題を検証しようと、先週末に米 NAG の Web ページから NAGWare Fortran95 の trial 版を申請したのだが、まだラインセスファイルが届かない。 別アカウントから再度申請しても到着しないので、処理が遅れていると思われる。
こちらは対象は法人のみ・ベンチマーク公開禁止という制限が付いている。 こういう制限は過去にはなかった記憶があるのだが、VeriTest のレポートに触発されて 試用版のダウンロードユーザーが増えてしまったため、このような処置に落ち着いたのかしら?

追記:7/10

米NAG に申し込んだ trial ライセンスの確認が、日本の法人から来た。
日本法人から trial のラインセンスをもらうとこの規約に従う必要があるので、検証ができても結果は公開できない。 とりあえずあきらめる。
それと返事が来たのは .com ドメインから出したメールに対するもの。 個人ドメインから出したものには未だ返事がつかず。


7/7 (月)

[MyWeb] 40,000 アクセス突破

管理人のホームページのうち http://www.mtl.t.u-tokyo.ac.jp/~nminoru/ にあるものが、2000年3月7日から3年強で 40,000 アクセスを突破した。 もっともこのアクセス数には、管理人が自分のページを見た分が大量に含まれているはずなので、外来の訪問数は定かならず。

アクセスログを解析すると、昨年の10月から数えてホームページ部分は8千アクセス前後だが、「SPECcpu2000 に見るプロセッサの性能」のページは 3万、「不正アクセスの発信地の国別統計をとろう」のページは 2万5千ほどあった。
アクセスログを見直してみると筆を止めている「Boehm GC ライブラリを使って C/C++ でもガーベージコレクションをしよう」や、「Adobe Acrobat のプラグインを作ろう」のページに随分アクセスがある。


7/5 (土)

某 Web アプリケーションサーバーの性能分析

某社の J2EE サーバーの性能測定を行う。
プレゼンテーション層 (HTTP サーバー、Servlet コンテナ)、ビジネスロジック層 (EJBコンテナ)、データベース層の 3 階層モデルを、各層が独立した Xeon SMP マシンで処理する。 実験は、複数台のクライアントから負荷を掛けて、各層がピークとなったときの性能を調べるのが目的。 だがいくら負荷を掛けても一番重い処理をしている層の CPU 使用率が 60% よりも高くならないクライアント側の負荷は低いまま。

処理できる HTTP リクエスト数は、(Servlet コンテナ数) × (Servlet コンテナ毎の処理スレッド数) で決まるはずなので、Servlet コンテナに関する設定方法を変更して調整。 しかし起動直後は CPU 使用率が上がるが、その後序々に CPU 使用率が下がってしまう。 どうも Servlet コンテナ数を増やしてやると起動直後は CPU 負荷が一瞬だけあがるが、その後 JavaVM がいくつかハングアップして稼働している Serlvet コンテナ数が減ってしまうようだ。
摩訶不思議な動作だ…

参考

  • 問題の Web アプリケーションサーバーのページ
  • 問題の Web アプリケーションサーバーのマニュアルのページ

7/4 (金)

[Bench] 新しい SPEC CPU2000 が登録される

www.spec.org に各社の SPEC CPU2000 スコアが登録された。
新しいものは Pentium4 3.2GHz、Itanium2 1.3/1.5GHz のスコアがある。

Pentium4 のスコアは DELL の登録したもので、 同時に 2.26GHz 〜 3.2GHz のスコアも登録された。 最速の 3.2GHz DDR4 800MHz system bus で SPECint2000 が 1,249、fp2000 が 1,285。 周波数がた上がった以上にメモリ帯域幅の増大がスコアアップに繋がっているようだ。 一番弱い 2.26GHz (533MHz system bus) マシンは int2k 904、fp2k 965。 これがエントリマシンとは恐ろしいものだ。

Itanium2 1.5GHz は、 7/1 に Intel が hp マシンのスコアを公開してしまったが、 それよりも先に SGI が登録を済ませてしまったようだ。 1.5GHz が ink2k 1,077、fp2k 2,055。 1.3GHz が int2k 875、fp2k 1,783。 計測を行った OS は SGI 独自の Linux ディストロの模様。 浮動小数点は初の 2,000 越え。おめでとう。
ただ、7/1 に公開された hp rx2600 の int2k 1,322、fp2k 2,119 という値よりも少し 悪くなっているのが気にかかる。
あと SGI はItanium 系プロセッサとしては初めて、 base 値とは異なる peak 値の公開した。 Itanium 陣営も最適化オプションを調整する余裕が出てきたのか?

それと新しい CPU ではないが、 富士通 SPARC64 V 1350MHz と SUN UltraSPARC III Cu 1050MHz のスコアが公開。 SPARC 64 V は PRIMEPOWER650 で int2k が 905、 fp2k が 1,340 で、 少しだけ改善。 UltraSPARC III Cu 1050MHz は過去のスコアよりも悪いので表には加えない。
しかし、SPARC 系は fp2k の 179.art が 10,000 を越えていて異様な感じがする。。。

更新


7/3 (木)

箸休め

先月 購入した書籍や DVD の覚え書き。
とはいえ、仕事が忙しくてまともに本も読めぬなり。

書籍
5/28 以降、 購入した本は以下の 2 冊。

ネオコンの論理 (OF PARADISE AND POWER: Ameria and Europe in the New World Order)
ロバート・ケーガン(Robert Kagan)著、山岡洋一訳、 光文社 1,500円 (税別) 2003年5月25日

アメリカ新保守派の論客の著作として話題になった本。 個人的にはネオコン側の論理武装がどのようになっているか知りたいと思って買ったのだが、 軍事的な優位がその他の価値観を越えて重要という いわばジャイアニズムが表明されているだけにしか読めない。 結局、 福田和也氏の最後に解説しているように、 「(軍事的に弱い)ヨーロッパは、もはやアメリカのパートナーではない」 という主張に尽きると思う。
しかし、 ケーガンの書く世界は恐ろしいほどに単純化されている。 アメリカが行った軍事介入の背景・事情を掘り下げて分析することもないし、 経済分析は輪を掛けて大雑把だ。

一読する価値はあるが、 何度も繰り返し読んでもしようがない本だった。

ZOPEパーフェクトガイド

勉強しようと思いながら時間が取れなくて足踏している Zope。
発破を掛けるために購入した1冊。
DVD
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX が Amazon.co.jp から届く。まだ未開封。
Lord of the Rings: The Two Towers の DVD の Collector's Edition は 10/1、 Special Extended Edition は 12/3。 Bowling for Columbine が 8/27に発売される模様。
HDD タイプのポータブルオーディオプレイヤー
5/16 にも書いた Ogg に対応予定の 1.8 インチ HDD 内蔵携帯オーディオプレイヤー iHP-100 が発売された模様。
対応フォーマットの広さ、 FMラジオ、ボイスレコーディング機能、光入出力、 液晶付きリモコンとほぼ最強の構成。
USB 2.0 接続でストレージクラスとして認識され、 MP ファイルをそのまま転送可能なようだ。

ただ 10GB で 49,800円という値段がネック。 価格が下がるか、Ogg に対応したら購入する予定。

あと雑記。

  • 札幌にあるラーメン屋 純蓮(すみれ)の支店が 高田の馬場にもできたらしい。
    行ってみるべし。
  • C/C++ のマクロテクニック
    複数の文を呼ぶようなマクロを書く場合には、 do-while 文を使って囲うべし。
    #define function_style_macro()   do{ hoge();moge(); } while(0)
    

7/2 (水)

[Tips] X Window System のキーカスタマイズ

UNIX 系 OS で X Window System を使っている場合に、 物理的なキーと仮想的なキーの内容を入れ換える方法をメモしておく。
106 キーボードの「Escape」キーと「半角/全角」キーの位置を 入れ換えることを例にとる。
OS としては Vine Linux 2.6 を想定している。

1. Xmodmap 設定ファイルの確認
X Window System のキーボードのマップは xmodmap コマンドで設定される。
システムのどこかにそれを 設定しているファイルがあるはずなので それを探す。

Vine Linux の場合、 /etc/X11/xinit/xinitrc.d/xkbdmap の 中で設定が行われていた。
結果、 システムの xmodmap は /etc/X11/xinit/Xmodmap or /etc/X11/xinit/Xmodmap.jp が使用され、 ユーザー固有の設定を $HOME/.Xmodmap で行えば良いことが分かる。 /etc/X11/xinit/Xmodmap が使用されるか、 /etc/X11/xinit/Xmodmap.jp が使用されるかは、 /etc/sysconfig/keyboard 設定ファイル中に jp106 の設定があるかどうかで決まる。
2. キーコードの確認
キーボードの物理的なキーは keycode によって識別子されている。 これに keysym と呼ばれる仮想的なキーの識別子を割り当てる。 例えば、106キーボードの右矢印キーは keycode 102 が割り当てられていて、 この keysym は Right に割り当てられている。

keycode を対応するためには、 X Window System の xev コマンドを立ち上がる。 このツールのウィンドウにフォーカスを合わせて キーボードを入力すると、 標準出力に X のイベントログが表示される。
例えば Escape キーを押すと以下のように表示され、 Escape キーのデフォルトの keycode が 9、keysym が Escape であることが判明する。
KeyPress event, serial 22, synthetic NO, window 0x1600001,
    root 0x36, subw 0x0, time 41054321, (22,160), root:(187,345),
    state 0x0, keycode 9 (keysym 0xff1b, Escape), same_screen YES,
    XLookupString gives 1 characters:
3. キーコードの確認
Xmodmap 設定ファイルに、 keycode と keysym の対応関係を変更する設定を追加することで、 X Window System のキーの入れ換えが可能になる。

Vine Linux の場合には、 $HOME/.Xmodmap か、 /etc/X11/xinit/Xmodmap or /etc/X11/xinit/Xmodmap.jp に 書き込む。
# 「Escape」キーと「半角/全角」キーの入換
keycode   9 = Escape
keycode  49 = Escape

# 「英数/CapsLock」キーと「左Ctrol」キーの入換
keycode 162 = Control_L
keycode 245 = Romaji

という感じです。


7/1 (火)

[CPU][Bench] Itanium2 1.5GHz が発表される

Intel が新しい Itanium2 チップを 発表。 クロックは 1.5GHz (L3 キャッシュ 6MB)、1.4GHz (4MB)、1.3GHz (3MB)。 一番 高い 1.5GHz は $4,226、1.3GHz は $1,338。 Xeon MP 級のお値段なので、随分と安くなった。

未登録値だが、hp rx2600 での SPEC CPU2000 のスコアが公開された。 HP-UX 上での SPECint_base2000 のスコアが 1,322、 RedHat Linux AS2.1 上での SPECint_base2000 のスコアが 2,119 と、 本当であれば CINT2000 は Pentium4 w/HT 3.0GHz の 1,200 を、 CFP2000 は POWER4+ 1700MHz の 1,699 を抜いてトップとなるはずである。
面白いのは int と fp で異なる OS の値を公表している点。 TPC スコアは Windows 2003 Server のスコアを発表しているので、 対応 OS すべてに華を持たせたかったのかもしれない。
とりあえず自分のページを更新。

それともう一つ SPECjb2000のスコアも公開された。
こちらは Hewlette-Packard の HP Server rx5670 (4way 1500MHz Itanium2 6M) で、 HP-UX 11i v2.0 上で動く HP Hotspot 1.4.2 を使い 116,466 (トランザクション処理/秒)を実現。

SPECjbb2000 はすべて Java で書かれた TPC-C もどきのベンチマーク。
本物の TPC-C と違い、 負荷を掛けるクライアントも、 ビジネルロジックを処理するサーバーも、 データベースも、 すべての1つの JavaVM 上で動いている。
マルチスレッドプログラムだがスレッド毎の独立性が高いので、 JavaVM の処理系と設定を選ぶと ある程度まで数(16〜20 CPU ぐらい)までは だいたい CPU 数に比例した結果を得ることができる。
30秒の予備実行後の 120秒の計測中に、 何回トランザクションを処理できたかを計測時間で割って トランザクション数/秒(ops/sec)を求める。 この処理を処理スレッド数 1 から順々に大きくしていき トランザクション数/秒のピークを探す (だいたい CPU 数 = スレッド数がピークになる)。 ピークの処理スレッド数が N の場合、 そこからさらに処理スレッド数を増やして行き [N + 1, N * 2 ] の処理スレッドの算術平均を SPECjbb2000 スコアとする。
つまり、 SPECjbb2000 はピーク性能だけでなく、 ピーク以降の性能の落ちにくさが重要なのね。

これは 4-way の SMP マシンとしては 初の記念碑的な10万越えスコア。
代表的なアーキテクチャのを並べてみると、以下の表のようになる。
JavaVM はほとんど完全な 整数系アプリケーションなのだが、 Itanium2 は他のアーキテクチャ、 特に Pentium4 系よりも性能が高い。 HP の苦労のおかげか?

Result CPU System JVM
116,466 Intel Itanium2 1.5GHz (6MB) HP Server rx5670 HP Hotspot VM 1.4.2.00 on HP-UX 411i v2.0 (32-bit) (*1)
96,377 IBM POWER4+ 1.7GHz (128MB) IBM eServer pSeries 655 IBM J2RE 1.4.1 (build cadev-20030410) on AIX 5L V5.2 (*2)
90,737 AMD Opteron 844 1.8GHz (1MB) Atipa Technologies
Nascom Series 400
IBM J2RE 1.4.1 (build cxia32140-20020917a) on Red Hat Linux AS 2.1 (OS から 32-bit)
76,136 Intel Xeon MP 2.0GHz (2MB) DELL PowerEdge 6650 BEA Weblogic JRockit 8.0 on Windows 2000 AS (SP3) (*3)
63,414 Intel Itanium2 1.0GHz (3MB) HP Server rx5670 HP Hotspot VM 1.3.1.08 on HP-UX 11i4 v1.6 (32-bit) (*1)
58,212 FUjitsu SPARC64 V 1.1GHz (1MB) Fujitsu PRIMEPOWER450 SUN Hotspot VM 1.4.1_02 on Solaris8 (32-bit) (*4)
56,191 HP Alpha 21264C 1.25GHz (16MB) HP AlphaServer ES45 68/1250 Fast VM on Tru64 UNIX v1.3.1-28 (64-bit) (*5)
32,317 Intel Pentium III Xeon 0.9GHz (2MB) IBM eServer xSeries 370 IBM J2RE 1.3.1 (build cxia32131-20020207)
on SuSE Linux 7.2
(*1) IA-64 用だけど 32-bit JavaVM。

(*2) AIX には 32-bit と 64-bit 版の JavaVM があるが、 どちらを使ったか不明 (多分、32-bit版)。

(*3) Hyper-threading はオン。そのためピークは 8 に現れる。

(*4) SUN の UltraSPARC III のデータがないが、 SPARC64 V よりはスコアは悪い。

(*5) Alpha は確実に 64-bit JavaVM を使用した唯一のケース 。
これは、 CPU & OS ともに 64-bit に対応してる場合でも、 32-bit 版の JavaVM を使うケースが多いのは、 4-way SMP マシンの場合には 64-bit JavaVM を使うと かえって性能が低下するから。
jbb2000 はピークがどこに現れるかによって使用するメモリの量が変わってくる。 4-way マシン処理スレッド 4 のところにピークがでてくるので、 5 スレッドから 8 スレッドまでの平均がスコアになる。 実は jbb2000 は 8 スレッドまでならメモリが 256MB でも動いてしまう。 そこからメモリ量を増やすと GC 回数がどんどん減って高速になるが、 それも 2GB 前後で飽和する。
そのため 64-bit の広いメモリ空間は 4-way マシンの jbb2000 値を測るのには不要。 JavaVM のデータの過半はポインタなため 32-bit → 64-bit にすると使用メモリ量が倍増し、 その分 性能が低下するのである。 だが、Alpha には 32-bit モードがないのでそのまま。

16-way を越えるような SMP マシンの場合では jbb2000 を測る場合には 4 GB 以上のメモリが有効に使えるようになるので 64-bit JavaVM が効いてくる。
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[NAKAMURA Minoru's Diary] [Bench] IBM POWER5 の SPECint2000 スコアが公開される 2006-03-08 (Wed) 01:30:21
IBM の POWER5 プロセッサーの SPEC cpu2000 スコアは fp2000 だけ先行して登録されていたが(8/6)、 int2000 のスコアもいつのまにか登録されていた。結果は SPECint2000 で 1,452。 SMT は当然オフにして計測。

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