3/30 (土)
[Movie] オッペンハイマー
バルク19で「オッペンハイマー」(原題: Oppenheimer)の字幕版を見る。 クリストファー・ノーラン監督の作品。 ダンケルクのように複数のタイムラインが混ざっているので、初見では分かり辛い。
思い返してみると、以下のようなタイムラインがシャッフルされている。
- メインのタイムライン: ケンブリッジ大学での学生時代から、マンハッタン計画でロスアラモス国立研究所の初代所長として原爆開発に成功するまで。
- オッペンハイマーがプリンストン高等研の所長に就任して、アインシュタインと会話するシーン(1947年)。
- オッペンハイマーが赤狩りにあい、公職追放を受けるタイムライン(1954年)。
- ルイス・ストローズが原子力委員会の委員として水爆の開発を指示するところから、商務長官指名の公聴会まで(1946年〜1959年)。
- ラストのシーン: オッペンハマーがエンリコ・フェルミ賞を受賞するシーン(1963年)。
3/29 (金)
[Movie] ゴーストバスターズ/フローズン・サマー
109シネマズ港北を「ゴーストバスターズ/フローズン・サマー」(原題: Ghostbusters: Frozen Empire)を見る。 ゴーストバスターズ/アフターライフの直接の続編になる。
- 主役のフィービーは引き続きマッケナ・グレイスだが、17歳のマッケナ・グレイスが15歳のフィービーを演じているので多少無理が出ているように感じる。 マッケナ・グレイスの年齢に合わせてフィービーの年齢を引き上げればいいのだが、脚本的にフィービーが未成年であることを前提としたためか。 子役の難しいところである。
- アフターライフが面白いが、フローズン・サマーは盛り上がりにかけて淡白な印象を受ける。 アフターライフはフィビー親子などの新世代が中心でラストにオリジナルの老年世代が登場して一緒に戦ってくれるという筋だったが、フローズン・サマーは新世代 + 老年世代 + 新登場の人物と登場人物が多すぎて散漫になっているように思える。
3/16 (土)
[Movie] FLY!/フライ!
109シネマズ川崎が「FLY!/フライ!」(原題: Migration)の吹き替え版を見る。 カモの親子がジャマイカに渡りをするという物語だ。
- 予告を見た時点では面白くなさそうだったが、意外にも楽しめた。 「渡り」がテーマの作品だが、渡りをしているよりも足を止めて都市部や住宅街での冒険を軸足においたからだろう。
- カモやアヒルが肉食の動物や人間の料理人に狙われるが、犠牲になる動物はない。
3/9 (土)
[Movie] DOGMAN
横浜ブルク13で「DOGMAN」(原題: DOGMAN)の字幕版を見る。 リュック・ベッソン監督作品は2018年の「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」以来だ。
- 社会から疎外された狂人の主人公でホアキン・フェニックスの「ジョーカー」を連想させる。
- 犬は犬種を問わずに賢い。 主人公のダニエルの言葉が理解できるように複雑な仕事をこなす。 ちょっと現実離れはしている。
- ギャングがダニエルの住居を襲撃してからは怒涛の展開が続く。 犬の圧倒的な強さ。 ギャングを皆殺しにして、味方には一匹の犠牲犬も出ない。
- ダニエルと面談していた精神科医のエヴリンは離婚した夫がおり接近禁止令が出ていることから、後半でエブリンに襲いかかり、そこをダニエルと犬が助けるシーンがあるかと思ったが、そんなことはなかった。
スタッフスクロールを見ていると Minoru NAKAMURA のようにファーストネームを先頭文字だけ大文字で、セカンドネームは全部大文字にする記法が使われていた。 こういう記法を見るのは初めてだが、フランス映画では一般的なのかしら?
3/8 (金)
[Movie] デューン 砂の惑星 PART2
109シネマズ川崎で「デューン 砂の惑星 PART2」(原題: Dune: Part Two)の字幕版を見る。 PART1は2021年10月16日に視聴しているが、上映時点では PART2 が作られることは伏せられていた。 コロナもあり3年も間があいた格好だ。
PART2 の本当の公開日は来週で、1週先行して先行上映が行われている。 先行上映の興行成績は本上映の開始週に加算される。 PART1 は日本での興行成績がよくなかったので、今回は先行上映をたっぷりやってスタートダッシュを決めたいのだろう。
- 原作既読が前提の展開に感じた。 PART2 の冒頭で PART1 の振り返り的な説明をすることはないので、事前の予習は必須。
- 原作とはいろいろなところで変わっている。 原作ではいちおう大団円のラストで終わるが、映画は「砂漠の救世主」に基づき PART3 を作るような終わり方をする。
3/1 (金)
[Movie] ARGYLLE/アーガイル
109シネマズ川崎で「ARGYLLE/アーガイル」(原題: Argylle)の字幕版を見る。
- 良く練られたプロットだった。 ストーリーは二転三転し、伏線がきちんと回収される。
- アクションシーンはコミカルなので緊張感がない。 最初はいいが、後半のアクションシーンはダレてくる。
- 劇中劇に登場するアーガイルはスーパーマンのヘンリー・カヴィルだったようだ。 角刈りのせいか配役表を見るまでに気づかなかった。
- 悪の組織デヴィジョンのボスはブライアン・クランストンという役者が演じているが、どうもトミー・リー・ジョーンズに見えてならない。