3/31 (土)
[Food] パエリア・タパス祭り2018@代々木公園
代々木公園でパエリアとタパスのフェスが開催されるということで行ってみる。 チケット制で1枚600円の食券を2枚買うことになる。
パエリアの店は行列のできている店とできない店の落差が激しいのだが、並ぶのも面倒だと行列のできてない店のを買ったら冷え切っているよ。 非常にまずい。 誰も並ばないわけだ。
タパスでガリシアのパイというのを食べたが、ブラジルのパステルの似ている。
[Movie] レッド・スパロー
TOHO シネマズ渋谷で『レッド・スパロー』(原題: Red Sparrow)を観る。 TOHO シネマズ渋谷で映画を見る時にはたいがい満席に近いのだが、この映画は客席の1/3ぐらいしか入ってない。
- ジェニファー・ローレンスが演じるヒロインはバレリーナだが、バレーシーンが太もものに肉が付きすぎてバレリーナに観えない。
- ロシア情報庁の副長官の叔父さんがプーチンに似ている。
- ところどころヌードシーンがある。ち○ぽ丸出しシーンも。
[Movie] ヴァレリアン 千の惑星の救世主
チネチッタで『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(原題: Valerian and the City of a Thousand Planets)を観る。 正直大当たりで非常に面白かった。
リュック・ベッソンの『フィフス・エレメント』とか『ルーシー』とか観て、ベッソンの SF 作品は絵作りは面白いけど脚本は酷いなぁといつも思っていたが、『ヴァレリアン』はベッソンが脚本まで書いた割りにちゃんとしていた。 なんというかハリウッド的な筋の運びだ。 変なお遊びに走ったのはポールダンスぐらいか?
3/29 (木)
Java API の 著作権をめぐる Oracle 対 Google の法廷訴訟に新展開
Google は Android に Java と API 互換だが JavaVM 仕様と異なる Dalvik や Android Runtime(ART) を採用していたが、これが Oracle の怒りに触れて API 著作権を侵害すると提訴されていたが、連邦控訴審が Oracle の主張を認める判決を出した。
- TechCrunch | OracleがJavaの著作権侵犯裁判でGoogleに勝利
- orangeitems's diary | OracleとGoogleのJava著作権侵犯裁判の現状を知る(2018年版)
3/24 (土)
[Food] 麻辣大学@上野
巨大なゴマ団子で有名な上野の麻辣大学(食べログ、ぐるなび)にゴマ団子を拝みに行く。
四川料理のメニューも
巨大ゴマ団子は「金水晶」というらしい。 確かにでかい。 しかも味に変化がないので、食べているとすぐに飽きる。 手元には醤油と酢しかないので、途中でギブアップした。
ネット上の記事を読むと食べ残しは持ち帰りが可能のようだが、持って返ってまで食べるのは辛いので残す。
国立東京博物館
東京博物館で常設展の「アラビアの道」を観る。
墓碑銘だが、文字が意匠化されてデザインのようになってゆくのが分かる。
上野公園の桜
上野公園は桜を観にきた客でいっぱいだ。
[Movie] リメンバー・ミー
吹き替えでリメンバー・ミーの2度目を観る。
3/21 (水)
なごり雪
朝からみぞれまじりの雨が降ったと思っていたら、結局雪になった。 桜の季節に雪が降るとは珍しい。
武蔵小杉で見た変なビル
武蔵小杉に最近できた上層階が妙に絞られていると思っていたら、よく見るとロボットの形をしていた。
3/17 (土)
[Movie] リメンバー・ミー
チネチッタで『リメンバー・ミー』(原題: Coco)の字幕版を観る。 毎度の原題から弄りすぎのディズニー映画だ。 『Moana』→『モアナと伝説の海』はまだいいが、『Frozen』→『アナと雪の女王』とか『Inside Out』→『インサイド・ヘッド』とか『Wreck-It Ralph』→『シュガー・ラッシュ』とか。 誰が決めているだろう。
チネチッタは改装され、紙のポイントカードがカードに切り替わった。 とりあえず500円払ってカードにする。
- オンライン予約時のチケット発券機は、ただの発券機のままで、この端末で当日の座席指定とかはできないようだ。
- Andorid端末からオンラインで予約しようと、会員登録をすると途中でメールアドレスの登録を促されるのだが、なぜかSMTP/IMAPのパスワードをよこせと要求される。 Why? 家に帰ってWindowsで見ると会員登録すると一般的な登録フォームになっていた。
- 映画チケットから半券部分がなくなっているような気がする。
劇中のミスリーディングの件は、かなり早い時期に気づく。 生前のヘクターが「リメンバー・ミー」を歌うシーンは思わずぐっとくる。
3/16 (金)
[時事] 森友学園の決裁文書の書き換え
3月12日に明らかになった森友学園の決裁文書の書き換え以降、書き換え内容に安倍昭恵総理夫人の関与ばかりがクローズアップされ、大部分を占めている財務省理財局と森友学園の交渉部分経過の書き換え部分は忘れ去られている。
これまでの経過のまとめを作成してみる。 まず事件を明らかにする証拠は以下のようなものがある。
- 財務省理財局による決裁文書(書き換え前と書き換え後の全文が公開)(財務省、朝日新聞)
- 鴻池参議院議員事務所の陳情整理報告書(鴻池メモと略)
- 2010年1月 平成21年度大阪国際空港豊中市場外用地(野田地区)地下構造物状況調査業務 報告書(OA301) (調査は2009年10月に実施)
- 平成23年度大阪国際空港場外用地(OA301) 土壌汚染度概況調査業務ならびに土壌汚染度深度方向調査業務の報告書
- 2014年12月 平成26年12月 (仮称)M学園小学校新築工事−地盤調査報告書
- 2015年9月4日に近畿財務局の会議室で財務局幹部、国土交通省大阪航空局の担当者、設計業者、工事業者の4者が土壌改良工事について協議した際の「(仮称)森友学園小学校新築工事に伴う土壌改良工事」という件名の打合わせ記録(朝日新聞、産経新聞)
- 2016年3月15日 籠池氏による東京財務省理財局との面会の録音テープ(前編、後編)
- 2016年3月16日 籠池氏による近畿財務局との面会の録音テープ(東京新聞)
- 2016年3月30日 籠池氏による近畿財務局・大阪航空局との協議の録音テープ
- 2016年5月18日 籠池氏による金額交渉の録音テープ
- 近畿財務局 法律相談3月24日付け文書
- 2017年11月 会計検査院の調査報告書 「学校法人森友学園に対する国有地の売却等に関する会計検査の結果について」
内容を時系列に並び替えると。
日時 | 出来事 | 情報源 | メモと私見 |
---|---|---|---|
2015年1月 | 近畿財務局が森友学園に定期借地契約を提示。年4200万円。 | ||
2015年4月 | 森友学園が行ったボーリング調査結果により減額。年3600万円。 | ||
2015年5月29日 |
近畿財務局と森友学園が定期借地契約(買戻特約付売買予約契約)を締結。年2730万円。
|
||
2015年6月 | 籠池前理事長が近畿財務局に決裁文書の開示を求めて情報公開請求。 ここで近畿財務局側が文書を修正している。 | ||
2015年6月 | 定期借地契約に基づく土壌改良工事がはじまる。 期間は6月30日〜12月15日。 | ||
2015年7月 | サスティナブル補助金を申請。 | ||
2015年8月26日 | 土壌改良工事の工事業者(中道組)が汚染土を処分すると契約外の産廃・生活ごみが出土し、これを近畿財務局と大阪航空局に連絡。 | 2017年2月10日に財務省が野党に提出した「経緯表」に記載。 ただし以降に提出された「経緯表」からは削除。 | |
2015年8月27日 | 近畿財務局と大阪航空局が現地を視察して確認。 | 同上 | |
2015年9月4日 |
近畿財務局の会議室で財務局幹部、国土交通省大阪航空局の担当者、設計業者(キアラ設計)、工事業者(中道組)の4者が「土壌改良工事」について協議
|
土壌改良工事打ち合わせ記録(朝日新聞、産経新聞) |
これが転機になる出来事のようだ。 場内処分(埋め戻し)は廃棄物処理法違反にあたる。 土壌改良工事の施主は森友学園で、支払いも森友学園が立て替えているが、この会議に森友学園側が呼ばれていない。 森友学園の頭越えで国が業者を集めたのは謎だ。 なおこの時点で近畿財務局の担当は前任者の前西氏から池田氏に替わっている。 またこの打ち合わせを中道組がテープで記録し、打ち合わせ記録を作成している。 |
2015年9月 | 籠池泰典が昭恵夫人から寄付金として100万円を受け取ったと主張 | ||
2015年9月5日 | 安倍昭恵夫人が新小学校の名誉校長に | ||
2015年12月 | 土壌改良工事が終わり、学校の建築作業がはじまる | 土壌改良工事は中道組が請け負っていたが、以降の校舎の建築工事は藤原工業が請け負う。 | |
森友学園側が杭打ち中にごみを発見する | |||
2016年3月11日 | 籠池理事長が近畿財務局から埋め戻しを実施したことを知らされる。 | 鴻池メモ(同月14日に籠池理事長が鴻池議員に陳情) | |
2016年3月15日 | 籠池夫妻が上京し財務省国有財産審理室長と面会
|
2016年3月15日の録音テープ(前編、後編) |
テープの冒頭でこの来訪の目的は埋め戻し(場内処分)の件だと名言している。
また9月4日の中道組の打ち合わせ記録を入手しており、それを東京本局側に渡している。 会話中に安倍昭恵夫人に対する言及は1点だけで、それも直接的な話でない(1:02:24)。 棟上げ式に首相夫人が来られて、餅を撒くことになってると言及する箇所はある。本局側の人が残って居た時にも言っていた。 |
2016年3月16日 | 籠池夫妻らが近畿財務局と交渉
|
2016年3月16日の録音テープ(東京新聞) | 場内処理(埋め戻し)に関する違法処理を隠蔽する見返りとして値引きをするという方向に進む。 ただし森友側はこの打ち合わせ中では「新たなごみ」というストーリーを受け入れれば値引きするという近畿財務局側の意図に気づいていない。 |
2016年3月24日 | 森友学園が代理人弁護士が近畿局に来訪して土地の購入を申し入れ | ||
2016年3月30日 | 近畿財務局・大阪航空局が森友学園を来訪し、国有地の売買する方向で調整。 |
|
|
2016年3月30日 | 近畿財務局が大阪航空局に、ごみ撤去費用の見積もりを依頼 | 会計検査院の報告(2017年11月) | 財務局はごみの撤去費の算定を航空局に依頼。 関係者によると、この頃、財務局の職員が航空局に「撤去額を8億円にできないか」という趣旨の依頼を口頭でしたという(毎日新聞)。 この頃が正確にはいつなのか不明。 |
2016年4月5日 | 近畿財務局・大阪航空局、キアラ設計、藤原工業、籠池夫妻・酒井弁護士が価格算出のための資料提供の打ち合わせ。 | 書き換え前の決裁文書、録音テープ | 森友学園側の支払える金額が確認された。 またゴミが出た深さが「9メートルの範囲まで」とすりあわされた(東京新聞)。 |
2016年4月11日 | 森友学園は建設業者が8ヵ所を試掘した結果、最深で地下3.8メートルにごみがあったとする写真付きの報告書を提出 | ||
2016年4月14日 | 大阪航空局がごみ撤去費用を8億2000万円と算定 | ||
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2016年6月 | 近畿財務局と森友学園が国有地の売買契約を結ぶ |
これまでの資料を見た、私見としてしては、
- この事件は籠池夫妻と近畿財務局の担当者の人間関係のもつれが原因になっているように見える。
定期借地契約を結ぶ前後の近畿財務局の担当者である前西氏と籠池夫妻との間に相当の衝突があったことは、2016年3月15日の録音テープ(前編、後編)からも伺われる。
前西氏の後任の担当となった池田氏も籠池夫妻はかなりやっかいな人物として認識するところからはじまったと思われる。 - ただ録音テープ中にある
籠池妻「あんたね〜、入札の時の経緯知ってますか〜?マエニシがね〜、入札を早く運ぶためにね〜、耳打ちして〜『安くなりますからねっ!』って言ってたくせに、高くなってるんですよ。あの人、すごい酷いですよ〜」
のような話が本当なら、前西氏にもかなりの問題がありそうだ。 - 2015年9月4日の近畿財務局、大阪航空局、設計業者、工事業者の打ち合わせもこの人間関係が影響していると思われる。 そもそも土壌改良工事は森友学園が施主で、設計業者と工事業者は森友学園に雇われているのに、森友学園に話が行っていないというのはかなり変だ。 近畿財務局(池田氏)の「借り主との紛争も避けたい」はかなり切実な思いだったのだろう。
- 2016年3月11日までに森友学園側が発見した「新たなるごみ」は、場内処理(埋め戻し)のものであろう。 掘り当てたのは偶然なのか、森友学園側が事前に情報を掴んでいて偶然をよそおったのか、そもそも建物の直下に埋め戻したので必然的に掘り当てることになったのか不明だ。 最後だとすると工事業者(中道組)が違法行為の片棒を担がせた近畿財務局に嫌がらせをしているように思える。
- 値引きは籠池夫妻に場内処理(埋め戻し)を指摘され、法的リスクを避けるためにはじまったものと思われる。 2016年3月時点では土壌改良工事は完了しているので、埋め戻したゴミのことをごまかすために3メートルよりも深い位置(9メートル)にゴミが出たというストーリーが捏造された思われる。
- ちなみに書き換え前の決裁文書では
校舎建設予定箇所の地下埋設物除去工事は地下3mのまでの範囲で行われたため、3m以深の廃棄物は除去されずに今回の作業で噴出したものである。
の一文がある。 また地下埋設物については、学園に提供した地下構造物状況調査業務報告書(平成21年8月)をもとに学園が実施した埋設物撤去工事により一定深度(1〜3m)までコンクリートガラ等は撤去されたが、本地北側部分を中心に当該撤去工事を行った深度よりも深い箇所に校舎建築に支障となる家庭ゴミ等廃棄物が存在していることが判明した。そのため、想定される地中廃棄物の撤去費用相当額を評価に盛り込むことを条件とする。
の一文もある。 これらの文章は書き換え後の決裁文書からは削除されている。 - ただ値引きの額自体は相応なもので、敷地全体の産廃を適切に処分した場合には土地の評価額以上の費用がかかる。 (毎日新聞記事では業者は9億6千万円と試算している)。
- ただし土地を購入した森友学園は敷地全体の産廃を処分する必要はなく、実際産廃の半分程度は近畿財務局と同様に埋め戻そうとしている(産経新聞、Huffington Post)。
- 上記の推理は特殊なものではなく、今年の2月までは同様の推理が行われていた(東京新聞、しんぶん赤旗)。 にも関わらず決裁文書の改竄公表後はニュース等からほとんど聞かれなくなっている。
- 決裁文書の書き換えは上記の経緯を隠すための部分がほとんどで、政治家マターを消したのはついでだと思われる。
- 書き換え前の決裁文書にも、この場内処理(埋め戻し)につながる記述がされていない、あるいはかなりぼかして書かれている。 他の事は非常に詳細に記載されているのと対照的だ。 おそらくこれが隠蔽したいことだったからだろう。
- 2015年9月4日の近畿財務局での4者の打ち合わせの「場内処理」は、敷地内から出たごみをそのまま場外へ出すのではなく場内で適切にふるいわけしてから場外に処理することを意味し、違法な埋め戻しを指示したわけではないという説もある。 ただし工事業者である中道組は廃棄物処理法に基づき敷地から出たゴミの種類・量・処理方法に関する報告書を作成している(2016年5月2日)。 この中に生活ごみに相当するものがない(ビジネスジャーナル)。 作業深度から生活ゴミが出たとしたら埋め戻したことになる。 あるいはそれ以降、生活ゴミが持ちこまれたことになる。
追記:4/14
結局、産業廃棄物や生活ゴミが存在したのかだが、2017年11月の会計検査院の調査報告書 「学校法人森友学園に対する国有地の売却等に関する会計検査の結果について」によると、少なくとも多少のゴミが存在したのは確かなようだ。 P.72に一覧されているが、事件が起こる前の大阪航空局の調査だけを抜き出すと、
- 2009年10月に地下構造物調査を行い「地下構造物調査報告書」をまとめている。 北側区画で42ヶ所試掘し、29ヶ所で廃棄物混合土が存在。 廃棄物混合土の最大深度は1.5〜3.3メートル、最小深度は0〜1.5メートルとなる。
- 2011年9月ならびに12月に土壌汚染の調査を行い、10メートル格子に区切って60ヶ所を調査し「地下構造物状況調査業務 報告書」をまとめている。 この調査で2ヶ所から砒素や3ヶ所から鉛等が発見された他、3ヶ所で廃棄物混合土で発見されている。
産廃物混合土の量だが、会計検査院の推定では6,196〜13,927トンと考えているようだ。 これは8億円値引きの根拠として提示された19,520トンよりは小さいが、1桁違うというほどではない。
これを読んで新たな疑問が沸いた。
- 事前の調査で産廃が埋まっていることは判明していたのに、2015年7月〜12月の土壌改良工事で発見して問題になったのはなぜか? 池田統括官は事前に知らなかったのか?
- 大阪航空局の出したゴミの見積もりは、建物の杭を除いた部分に関しては深度3.8メートルまでに混入率47.1%としている(杭を打つ部分は9.9メートルまでに混入率47.1%)。 ここで言う混入率は体積比なので、杭のない部分はゴミが底から埋まっているとしても深度2〜3メートルの部分はゴミということになる。 つまり土壌改良工事後も、3メートル以上の部分にもゴミが残っていたということになり、埋め戻しがあったということになる。 これでいいのか?
- そもそもなぜ中道組は校舎建造予定地の下に産廃を埋め戻したのか? 校舎の建設工事を始めればバレるに決まっている。 隠したいのであれば校庭部分に埋めておけばよいのに。
追記:5/26
間違いに気づいた点を修正。
- 安倍昭恵首相夫人が土地に案内されたのは 2016 年ではなく 2014 年だった。
- 2016年3月15日の東京財務省で打ち合わせでは本局側が残っている時点で籠池氏が棟上に首相夫人を招くと言っていた。
3/13 (火)
3/11 (日)
[Food] デリーダイニング@横浜
ニハリの復讐をすべく今度は横浜にあるデリーダイニング(公式Facebook、食べログ)という店へ。 横浜中華街のはずれ、横浜スタジアムのすぐそばである。
ついにニハリを食べることができた。 ニハリは自分が思っていたマトンを煮込んだシチューという味だった。 香辛料の利きも思った通りだったが、、、予想以上の驚くほど旨い料理というわけではなかった。
3/10 (土)
[Food] ハリマケバブ ビリヤニ@上野
最近、ビリヤニは食べたが、最近話題のニハリを食べたいと思っている。 上野に別の用があったので、ニハリが食べれるというハリマケバブ ビリヤニ(食べログ)へ。 ここはカーンケバブ ビリヤニの姉妹店らしい。
だが到着が遅かったらしく、ランチのニハリは売り切れ。 やむなくビリヤニを食べる。
カラオケバス
上野から秋葉原方向へ移動しているうちに LIVE-BUS といのも見掛ける。
3/3 (土)
[Food] インド料理TAJ@川崎
先月に引き続き美味しいビリヤニを探す旅へ。 川崎にあるインド料理店 TAJ (公式facebook、食べログ)は本格ビリヤニを食べることができるとの噂を聞いて行ってみる。
カーンケバブ ビリヤニほどではないが手ごろの値段で
[Movie] シェイプ・オブ・ウォーター
チネチッタで『シェイプ・オブ・ウォーター』を観る。
- 中年女性と半魚人の恋という絵的に美しくないシーンを耽美的に描くギレルモ・デル・トロ監督のマジック。
- マイケル・シャノンの演じるストリックランドは、どことなくラブクラフトを思わせる。
- 半魚人は英語では Amphibian Man のようだ。
[Movie] ブラックパンサー
もう1本チネチッタで『ブラックパンサー』を観る。
[Movie] さよならの朝に約束の花をかざろう
最後に TOHO シネマズ川崎で『さよならの朝に約束の花をかざろう』を観る。
3/1 (木)
[PostgreSQL] PostgreSQL の進化
PostgreSQL の本家コミュニティと周辺で、PostgreSQL に大改造を入れようという試みが始まっている。
マルチスレッド化
PostgreSQL はシングルスレッドを fork したマルチプロセスで動作するプログラム構造で、クライアントからの接続(セッション)毎に別々のプロセスを起動していた。 これはプロセス間のデータの受け渡しを難しくしていて、通常のマルチスレッド構成の RDBMS では不要なぐらいにシステムコールを発生させている。
PostgreSQL の Windows 移植の時などに、マルチスレッド化の検討やプロトタイピングが行われたが、現在も PostgreSQL はシングルスレッドを維持している。 しかし PostgreSQL Professional という人たちは最新の PostgreSQL をマルチスレッド化し、そのコードを github リポジトリで公開している。
PostgreSQL の開発者用のメールには性能測定の結果が 投稿されている。 1,000 クライアントの同時接続時に 130 万 TPS、2,000 クライアント同時接続時には 110 万 TPS が出ている。 10万 クライアントの同時接続も可能らしい。 ただしその場合は全体でも 500 TPS に落ちる。
In-place update
PostgreSQL は追記型の RDBMS であり、UPDATE 文が実行された時にそれが列の一部分しか変更しなくても内部的には「古いレコードを削除して新しいレコードを挿入」している。 一方、Oralce や MySQL は UPDATE 文が一部の列を更新した場合、ストレージの元のレコードの内容を直接変更する In-place Update を行う。 もちろん Oracle も MySQL もとトランザクションを守る必要があるので、更新される前の値を状態が確定するまで別の場所で保存する。 これを undo log と呼ぶことがある。
追記型と In-place Update 型は一長一短である。 追記型が良いことはトランザクション内で大量の行を DELETE したり UPDATE した後に、そのトランザクションを中止しても、ロールバック操作は一瞬で実行できることである。 In-place Update 型の場合、トランザクションのロールバックでは undo log の内容を元のテーブル位置に戻す必要があるので操作に時間がかかるようになる。 通常のアプリケーションはトランザクションが成功する割合の方が高くなるように設計するから、トランザクションの失敗(中止)は割合としては少ないとはいえ、その稀な現象に不可避な時間がかかるのは面倒なトラブルを生むことがある。
一方、追記型は UPDATE した古いレコードをどこかで回収する必要がある。 そのため GC 的な処理、PostgreSQL で言うところの VACUUM が必要になる。 このため VACUUM 処理が外乱となって CPU や I/O パワーを消費し、性能に波ができるになる。
EnterpriseDB 社は github のリポジトリで In-place Update 改造を進めている。 これを zheap と呼ぶようだ。 PostgreSQL 本家に多数のコミッターを抱える EnterpriseDB 社の提案なので、これは本家に取り込まれる可能性が高い。