NAKAMURA Minoru の日記 (2004年5月)

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5/30 (日)

[Movie] ビッグ・フィッシュ (Big Fish) を鑑賞しに行く

正午過ぎに起きだしてティム・バートン監督の映画ビッグ・フィッシュ (Big Fish)を見に行くことに。
# 本当は封切りの 5/15 に見に行きたかったけど、完全に失念していました。

まず腹ごしらえ。
元住吉の モスバーガー によって新製品のカツオバーガーを食してみる。
カツオのパティはレバーみたいな食感があってハンバーというには違和感があるが、
マリネとソースの組み合わせが絶妙で美味しい。高いけどね。

モスバーガー:KATSUOバーガー
カツオバーガー

映画館は渋谷の渋東シネタワーを選択。15:45 の回があった。
到着したのが 14 時半だったので、書店 ブックファースト で時間を潰す。
ここは文芸書の品揃えがよろしい。
マンガ本のコーナーに北道 正幸のスカタン天国 (パラダイス) 1 〜 3巻を発見する。
マニアックなマンガの品揃えもよろしい。買って帰る。

上映は渋東シネタワーの 7 階。 エレベーターで移動すると「世界の中心で愛をさけぶ」を上映している 4階で降りて行く。 席は6割強埋まった状態。椅子の幅ややせまし。

肝心の映画の方だが、、、私のような親不孝者にはジンとくるところがありすぎだ〜〜。
# 感想はもうちょっと醒めてから書く予定。

エンディング・テーマ「時間のたびびと」もしんみりと余韻を残してくれる名曲。
ひさしぶりに映画のサントラを買ってみようという気になる。

P.S.

渋東シネタワーの7階から降りていくと、検問なしに外に出られた。
ここから入るとタダで劇場に入れるような。。。

追記:6/2

写真のうつり悪いので撮り直してみた(つまり食べ直した)。

モスバーガー:KATSUOバーガー
カツオバーガー
モスバーガー:玄米フレークシェイク(抹茶黒豆)
玄米フレークシェイク

寿限無@元住吉

元住吉に戻ってラーメン屋「寿限無」で「黒酢らーめん」を食べる。

寿限無:店の前
店の前
寿限無:黒酢らーめん
黒酢らーめん

5/29 (土)

[MyWeb] デジカメ写真を少し整理 (専ら食べ物)

今月中にデジカメで撮った写真を日記にペタペタ貼り付ける。

  • 5/26 静岡限定プリッツ 「うなぎの蒲焼き味」
  • 5/24 ファミリーマートの試供品「トマトグラタンスープ」を試す
  • 5/10 すき屋の牛肉メニュー「すき焼き定食」
  • 5/9 ふらんす亭でステーキ
  • 5/4 デニーズで親子丼
  • 5/1 ふらんす亭でハンバーグセット

ちょっと画像が多くなって重いかも。


5/28 (金)

頭がガンガン痛い

昨日からの偏頭痛がちっとも引かない。
今日は一日寝て過ごす。

[MyWeb] くっつき BBSの改造

くっつき BBS のコメントの表示方法を少し修正。


5/27 (木)

hp rx2600 の Management Processor を設定

3/9 に購入した hp の rx2600 (2U の 2-way Itanium2 マシン) は RedHat Enterprise Linux v3.0 をインストールして開発マシンとして常時使用中、、、だったが開発が一段落ついたので、今後は性能測定モードに移る予定。 これから OS や kernel の切り替えが頻発することを顧みて、 Management Processor (MP) をちゃんと設定することにした。

MP はブレードサーバーの管理ブレードみたいな内蔵ボード。 シリアル接続や LAN ポート経由での telnet/web 操作によって本体の各種制御が可能になる。 MP は本体に電源が投入されていない状態でも動作しているので、電源投入を含めた本体の制御が可能。

  • 電源のオン・オフとリセット
  • システムコンソールのフォワーディング
  • 本体の状態監視

EFI + grub のシリアルコンソール化で、OS の起動までをリモートで行えるように設定した(はず)。 現在、マシンを使用中なのでリブート実験は明日以降に。

追記:6/1

MP は LAN 経由ではコンソール操作はできないようだ。
MP のローカル(シリアルコンソール)かリモート(モデム接続)からアクセスした場合には、SE (OS Session) が選択でき、EFI を操作することが可能になるもよう。


5/26 (水)

[Java] Java の final フィールドのバイトコードレベルでの扱い

1/14 の日記にも書いたが、Java 言語ではフィールドやクラス変数に final 修飾子を付けて値が書き換わらないフィールドであることを指示できる(Java Language Specification 2nd 8.3.1.3 transient Fields)。 この final フィールドは、初期化が終わるまでに1度だけ定義され、値の定義が終わる前に参照されることが無ければ、実行時に決定してもよい。

final フィールドの「1度だけ定義される」という言語レベルの仕様を、バイトコードレベルではどのように満たしているのかが気になり調査。 で、基本的にはバイトコードは

  • ベリファイは final フィールドとそうでないフィールドを区別して扱わない。
  • ランタイムは putfield putstatic 命令実行時に、final フィールドの書き込みをチェックする。 final フィールドに対して、それが定義されたクラスのコード以外が書き込みを行おうとした場合、IllegalAccessError エラーを投げるようだ。

バイトコードをがちゃがちゃ書き換えてやると、final フィールドの値はどんどん書き換えることができる。 一方、Java のダイナミックコンパイラの中には final フィールドを不変と考えて最適化を行うものがあるはずなのだが、、、大丈夫かしら?

プリッツのうなぎの蒲焼き味 (静岡限定)

新幹線の三島駅のキオスクで面白いものを発見。
グリコ の地域限定 プリッツ うなぎの蒲焼き味 (静岡限定)
うなぎ味というのはあるけど、うなぎの蒲焼き味というのは珍しい。
成分表示を見ると「うなぎエキス入り」とある。 「うなぎギエキス」って何。。。

職場にお土産として持って帰るが、意外と好評であった。
ちなみに新横浜駅で横浜限定 (だと思われる) エビチリソース味のプリッツを見つけた。
次回の出張時には買って帰るぞ (`・ω・´)

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[1] [しゅどう] 2004-05-29 02:22:54
(僕が調べたことがあるのは Classic VM だけだけど、)
ランタイムによるアクセス制御は、それはもうゆるゆるでした。

例えば
- private, protected なフィールドやメソッドに対して、別パッケージに属するクラスからアクセスできてしまう。
- new, newarray バイトコード命令で、アクセスできてはいけないクラス(やその型の配列)のインスタンスを作れてしまう。

少なくとも2002年中頃には、javac もこういった illegal なアクセスを許してしまっていたようです。
shuJIT には、Classic VM デフォルトのゆるゆる検査よりもきちんとした検査を実装してありまして、そのせいで Orion 1.5.4 が動きませんでした。
see http://shudo.net/diary/2002may.html#20020521

5/25 (火)

[Work] ペーパー PMP を目指すなり

職場で UMTP の UML モデリング技能認定試験とそれに沿った教育コースを受講させてもらえることになった。 それは嬉しいのだが、Project Management Professional (PMP) の資格 & 教育コースを一緒に受けろという。

PMP はプロジェクトマネージメントの認定資格だが、受験資格として3年以上 6年以内の期間で、プロジェクトマネジメント経験が 4,500時間あることという条件があり、過去のマネジメント経験の成果物の要約を提出があるらしい。
詳細を調べてみると主催者側が要求しているのは (人, モノ, カネ) のマネージメント経験なのだが、下っ端の管理人のマネジメント経験は(もっぱら自分自身 + α, マシン数台, 0円 (自由になる予算なし))という状態だ。

だが他の人の話を聞くと、過去に提出物の段階で刎ねられた人はいないらしくて、『「自分の卒論研究を自分でマネジメントした」というマネジメント経験』でも OK らしい。
本当にいいのかなぁ (´・ω・`)

P.S.

何にでもがっつく Microsoft だけど UML にだけは手を出さないだよね。 どうしてだろう?
もっとも Microsoft Modeling Language が突然 登場しても驚かないけどさ。


5/24 (月)

15本程度の論文に $110 を払うかどうかが悩みどころ。。。

ACMIEEE と比較するといまいちマイナーな USENIX
ただ、JavaVM 屋としては Virtual Machine (VM) のシンポジウムには面白そうな論文がいくつも出ているのが気になる。
VM は隔年で開催されるシンポジウムで、もともと Java Virtual Machine Reserach and Technology Symposium 略して JavaVM だったのだが、C# & .NET が登場したので頭の Java をとっぱらったようだ。

今年の 5月の 6-7 にサンフランシスコで VM '04 が開かれらしい。
Proceedings を見て管理人が面白そうだと思ったのは 以下の論文。

  1. Using Hardware Performance Monitors to Understand the Behavior of Java Applications
  2. Kernel Plugins: When a VM Is Too Much
  3. vBlades: Optimized Paravirtualization for the Itanium Processor Family
  4. Java Just-in-Time Compiler and Virtual Machine Improvements for Server and Middleware Applications

ただ USENIX は pay-per-view の購読をやっていないので、この論文を読むためには会員になる必要がある。
USENIX の一般会員の $110 per year。 VM は 2年に一度しか開かれない。。。
大枚をはたく価値ありや? なしや?

トマトグラタンスープ

先週の金曜日に FamilyMart で「トマトグラタンスープ」の試供品を貰った。 トマトグラタンスープだそうだが、、、。
お昼休みに (職場で) 作ってみる。 お湯を入れてよくかき混ぜたあと 1分待つ。
スープの部分は単なる酸味が利いたトマトスープで悪くはないが、
上にのせたパンが浸かり過ぎてふにゃふにゃで麩みたいになるのが減点。
金を払ってまで買いたいとは思わないなり。

トマトグラタンスープ
パッケージ
トマトグラタンスープ
お湯を注ぐ前
トマトグラタンスープ
お湯を注いだ後

5/21 (金)

[Bench] Opteron 150 (2400MHz) の SPEC CPU2000 スコアが登録

今回も 64-bit Linux (SuSE Linux 8.0) と 32-bit Windows (Windows XP) の両方のスコアがのる。

CINT2000 が

  • SuSE Linux 8.0 SLES 64bit(SP3) + gcc 3.3 環境で 1487 (1369)
  • Windows XP 32bit + Intel C++ Compiler 8.0 環境で 1655 (1566)

CFP2000 が

  • SuSE Linux 8.0 SLES 64bit(SP3) + gcc 3.3 + PGI Fortran 5.1-3 環境で 1644 (1591)
  • Windows XP 32bit + Intel C++ Compiler 8.0 + Intel Fortran 8.0 + PGI Fortran 5.1-3 環境で 1528 (1439)

CFP2000 の Linux 環境の測定は PGI Fortran の代わりに PathScale EKO Compiler Suite を使うと、もっとスコアが伸びるかもしれない。

今回の計測で特に面白いのは、32-bit Windows 環境で Intel C++/Fortran Compiler に加えて Windows 版の PGI Fortran 5.1 を使用している点。 PGI を使ったのは 168.wupwise (F77)、172.mgrid (F77)、178.pgf90 (F90)、200.sxtrack (F77)、IFC を使ったのは 171.swim (F77)、187.facerec (F90)、189.lucas (F90)、191.fma3d (F90)、201.apsi (F77) でありベンチマーク毎にどちらが速いかは異なるようだ (括弧内は Fortran の仕様)。
SPECfp_base2000 の計測には PGI 側を使用している。

過去には AMD に特化したコンパイラを作ってもらえず Intel コンパイラを泣く泣く使っていた時代もあったが、そういう状況からは脱却しつつあるようだ。

[MyWeb] favicon.ico を取り付けてみる

www.nminoru.jp のサイトに自作の favicon.ico を取り付けてみる。
アイコンは Visual Studio のアイコンエディッタで作成。

Apache Web Server の場合 .ico ファイルに対する MIME タイプが設定されていないので、mime.types に

image/x-icon"   ico

を加えるか、.htaccess に

AddType "image/x-icon"   ico

を加えること。


5/20 (木)

スティーヴン・ジェイ・グールドの二回忌

今日はスティーブン・ジェイ・グールド (Stephen Jay Gould) の二回忌にあたる。
グールドは古生物学者だが、Natural History Magazine に月一で生物学全般の話題を扱った "This View Of Life" というコラムや、Wonderful Life のような書き下ろしの本を書いた文筆家としても有名。

ただ生物学の門外漢としてグールドを見る時にはやはり DAWKINS V.S. GOULD のような他の生物関連分野の学者・論者との舌戦に目が行く。 こういう論争で論点となっているのは、グールドがエルドリッジと唱えた「断続平衡説 (区切り平衡説、断続平衡説ともいう)」と、リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子論」や社会生物学などの遺伝(子)決定論へのグールドの批判に関する点。

管理人としては、グールドの著作とリチャード・ドーキンスの一連の著作、ダニエル・C・デネットの 「ダーウィンの危険な思想」、ジョン・オルコックの 「社会生物学の勝利」 を読み比べると、グールドの方が歩が悪いと思う(あとグールド著の「ワンダフル・ライフ」については、サイモン・コンウェイ・モリスから批判を受けている)。

デネットの言うように、グールドは進化が起きたことは事実で創造論は到底容認できないけど、心のどこかで「スカイフック」を希求しているのであろう。

とりえあえず、手持ちの"This View Of Life" コラム本のうち、対抗者との論争部分をピックアップしておく。

ダーウィン以来 32章 遺伝的可能性と遺伝決定論 E・O・ウィルソン批判
33章 かく賢くも心やさしき動物 E・O・ウィルソン批判
パンダの親指
(上巻)
8章 利他的な集団と利己的な遺伝子 リチャード・ドーキンス批判
パンダの親指
(下巻)
17章 進化的変形は突発する (断続平衡説の)断続説の解説
18章 前途有望な怪物の復権 リチャード・ゴールドシュミットの擁護
ニワトリの歯
(上巻)
13章 遺伝子が利己的にふるまったら体がどうなるか リチャード・ドーキンス批判
ニワトリの歯
(下巻)
25章 小惑星帯 進化における偶発性の強調
26章 偶然のおかげ 同上
27章 死よ、おまえの勝利はどこにあるのか 同上
フラミンゴの微笑
(上巻)
2章 ……そして翅だけが残った 「カマキリの性的共食い現象」への批判。
自然状態では観測されないといもの。
15章 死と変容 偶発性の強調 (大量絶滅)
フラミンゴの微笑
(下巻)
24章 トウモロコシへの近い道 ブタトウモロコシを引いたゴールドシュミットの擁護
28章 連続性 偶発性の強調
29章 セックス、ドラッグ、災厄、そして恐竜の絶滅 偶発性の強調
30章 シヴァの宇宙舞踏 偶発性の強調

ついでにグールドの書いた一般向けの読み物のうち、邦訳があるものリストをまとめてみる。

まず Natural History Magazine の "This View Of Life" の連載が 1973 年から 2001年までで、このコラムをまとめたもののリストを作成(原題 / 邦題 / オリジナルの出版年)。 ただし邦訳には「進化論への招待」とか「進化論再考」とバラバラなサブタイトルがついているが省略。 オリジナルにもサブタイトルが付いているが、最初の 7 冊は Reflections in Natural History で統一されているので省略。

  1. Ever Since Darwin / ダーウィン以来 / 1977 年
  2. The Panda's Thumb / パンダの親指 / 1980 年
  3. Hen's Teeth and Horse's Toes / ニワトリの歯 / 1983 年
  4. The Flamingo's Smile / フラミングの微笑 / 1985 年
  5. Bully for Brontosaurus / がんばれカミナリ竜 / 1991年
  6. Eight Little Piggies / 八匹の子豚 / 1993 年
  7. Dinosaur in a Haystack / 干し草のなかの恐竜 / 1996年
  8. Leonardo's Mountain of Clams and the Diet of Worms: Essays on Natural History / ダ・ヴィンチの二枚貝 / 1998年
  9. The Lying Stones of Marrakech: Penultimate Reflections in Natural History / 邦訳なし / 2000年
  10. I Have Landed: The End of a Beginning in Natural History / 邦訳なし / 2002年

それ以外にも書き下ろしや、他のエッセイをまとめたものが多数存在する。 とりあえず翻訳されているものだけ、邦題と出版年 (括弧内は括弧内原題と原出版年) をあげてみる。

  • 個体発生と系統発生 (Ontogeny and Phylogeny) 1998年 (1977年)
  • 人間の測りまちがい差別の科学史 (The Mismeasure of Man) 1990年 (1981年)
  • 時間の矢・時間の環 (Time's Arrow, Time's Cycle: Myth and Metaphor in the Discovery of Geological Time) 1987 年
  • 嵐のなかのハリネズミ (Urchin in the Storm) 1991年 (1987年)
  • ワンダフル・ライフ ― バージェス頁岩と生物進化の物語 (Wonderful Life: The Burgess Shale and The Nature of History) 1993年 (1989 年)
  • フルハウス 生命の全容 ― 四割打者の絶滅と進化の逆説 (Full House: The Spread of Excellence from Plato to Darwin) 1998年 (1996年)
  • 暦と数の話 グールド教授の2000年問題 (Questioning the Millennium: A Rationalist's Guide to a Precisely Arbitrary Countdown) 1998年 (1997年)

今後は Natural History Magazine のコラムの残り2冊と、2002年に出版された The Structure of Evolutionary Theory の邦訳が待たれるなり。


5/19 (水)

[Prog] ファイルが先かディレクトリが先か?

少し前から M 氏よりディレクトリのシンクロナイズについて質問をされている。

UNIX や Windows システムでファイルを作成すると、対応するディレクトリにディレクトリエントリが作成されるわけだが、このディレクトリの更新が物理ディスクに書き込まれることを確認したいそうだ。 M 氏の疑念としては、新規にファイルを作成した直後に停電等によってマシンが落ちた場合に、次に立ち上げなおした時にディレクトリ情報の物理ディスクへの書き出しが終わってなくてファイルが行方不明になるのを畏れているそうな。

UNIX 系 OS の場合には fsync システムコールがあるが、これを使ってもディスクキャッシュが存在する場合には物理ディスクに書き出されるという保証がない。 また、ファイルの書き出しだけなので、ファイルの存在するディレクトリの同期のためには別途 ディレクトリに対しても fsync を呼ばなければならない。
とりあえず速度の低下が起きても構わない場合には、システム全体のキャッシュを物理ディスクに書き出す sync システムコールを (2回) 発行することでディレクトリの書き出しを保証できるようだ。

一方、Windows 系は fsync にあたる FlushFileBuffers API はあるものこれはファイルの書き出しだけで、ディレクトリには適用できない (ように見える)。 また sync にあたる Win32 API が見つからない。 いったいどうすべぇ。


5/18 (火)

[Java][MyWeb] Java でクラスのアンロード

「Java のクラスアンロード」 のページをとりあえず作成。 随時追加の予定。
最終的に jar ファイルを incoming ディレクトリに置いたら、hot swap するところまで書く予定 (← 備忘)。


5/17 (月)

雑感

何度か人に尋ねられるので、Java でクラスのアンロードをする方法と、ファイナライズの正しい挙動についてまとめることにした。

でも、4/30 に書いた、「JavaVM の作り方」のページは遅々として進まず。
IBM VM の Concurrent Mark-Sweep GC の話も途中まで書いて止まっている。。。

[Lang] C++ の型変換

C++ 言語には C 言語にあった (TYPE) のようなキャスト演算子を改めて新しい構文を導入している。

  1. const_cast<T> ()
  2. reinterpret_cast<T> ()
  3. static_cast<T> ()
  4. dynamic_cast<T> ()

4 つの内最後の dynamic_cast<T>() は、RTTI を用いた特別な使い方があるために C 言語由来のキャストでは代用ができない。 だがそれ以外はコンパイラの警告を抑止すると大概使用できてしまうため、あまり多用されていないように見える。

普段、見掛ける順位では

const_cast<T>()   >   reinterpret_cast<T>()   >   static_cast<T>()

だが Google で C++ と一緒に検索すると、const_cast<T>() が 9,130、reinterpret_cast<T>() が 11,700、static_cast<T>() が 20,700 となっている。

[CPU] UltraSPARC IV おまえもか。。。

SUN から UltraSPARC IV (s400) が搭載された Sun Fire E4900E2900 を発表した。
UlatraSPARC IV は 2-way CMP だがコアは UltraSPARC III ベース。 周波数もキャッシュも大差ないので似たような性能がでているようだ。

現在、UltraSPARC IV 搭載マシンの CINT2000・CFP2000 の値は公開されていなくて、CINT2000 Rates・CFP2000 Rates のみ。 Rates を見る限り UltraSPARC III Cu 1200 MHz のマシンと大差ないもよう。

HP の PA-RISC 8800 もそうだが SPEC CPU 2000 競争からリタイアしてしまったもよう。
SPEC CPU 2004 がもうすぐ出るけど、だれがエントリするの?

[OS] 妙なバージョン番号の振り方に萎える

2.6 → 7 の時みたいなりね。
とほほ。

追記:9/30

これは Java2 SE のバージョンが v1.4 から v5.0 にかわったことを揶揄するコメントでした。 当然、2.6 → 7 というのは Solaris のバージョンの付け方のこと。


5/16 (日)

[MyWeb] 日記にコメント欄を付けた

Shudo さんより くっつきBBS を教わり、導入してみる。
今年分の日記には全部 コメント 機能を付けたなり。
とりあえずはこれで凌ごう。


5/14 (金)

電源コンセントはプラグソケットというのが正しいらしいが

普段目にしているコンセントは並行2極かアース付きの3極だが、これ以外にも用途や電圧・電流によってコンセントの形状はバリエーションがある。 ただ管理人も「様々なバリエーションがある」ことを知っていても、実際に見たことのある種類は希少。

で、某所に ATM (自動現金払い機の方) を持ち込もうという人がいるのだが、ATM の電源コンセントは、20A 用の形状をしているらしい。 コンセント形状が合うだの合わないだので大騒ぎ。

ZIRION の 「■ZIRION■ −電圧とコンセントの種類−」 のページにいろいろな種類のプラグとソケットが紹介されているが、100V 20A にも数タイプがあることが分かる。 会話の中の「丸いソケット」というキーワードから考えるに L6-20R/L6-20P のような形状だと思われる。

どういう結末になるか分からないが、ATM が来るようなら電源コンセントを拝ませてもらおう。 滅多にない機会だからね。

P.S.

上の ZIRION のページにあるソケットとプラグの組のうち、5-20R、5-20P、6-20R、6-20P の 2 組はソケットかプラグのどちらかが入れ替わっているようだ。 形状的に入らないよ。

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[1] [本店] 2004-05-16 19:23:15
メリケンで
「コンセントに刺さっているバッテリーを回収してきてくれ」
と英語で伝わらず難儀した思い出が。

コンセントと言うのは日本人だけでしょうかね?
[2] [管理人] 2004-05-16 19:27:22
「コンセント」は和製英語ですよ (^_^; 本当はプラグ(plug)とソケット(socket)ですね。
[3] [管理人] 2004-05-16 19:41:33
はてなのキーワードによると
『コンセントを何故「コンセント」と呼ぶに至ったのかは不明である。』だそうです。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B3%A5%F3%A5%BB%A5%F3%A5%C8

5/13 (木)

[MyWeb] 日記システムの導入を検討

前から考えてはいたが、「日記にコメントを付けられるようにしろゴラァ」というお言葉を頂いたので blog 風の日記システムの導入を検討中。 一時は はてなダイアリー への以降も考えていたのだが、やっぱりデータファイルを手元でガリガリ更新したいので自分のサイトで運営することにする。 で、いろいろ見てみるがやはり tDiary がよさげ。 こっちにインストールして準備中

ただ以降にあたっては過去に書いた日記を再登録したい。
tDiary は tDiary スタイル という HTML 風の記述なので、過去に書いたメールは普通の HTML からの変換が必要なのだがこれがかなり面倒。 日記も書いた時期によってコーディングスタイルが違うので機械的な変換はかなり難しそう。
逆に HTML 文書をそのままの形で載せるスマートな方法はないようなので、やはり専用のスタイルを作った方がよさげ。

というわけで tDiary のスタイルを記述する方法を勉強中。泥縄なり。

追記: 9/1

「はてなダイアログ」に 日記 を持ったので、tDiary のページは閉鎖することにする。

[Java] BEA JRockit 1.4.2_04

BEA の JRockit に 1.4.2_04 が出ていた(03 → 04 へのバージョンアップ)。

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[みのる] 2004-05-16 15:01:02
しゅどうさんのアドバイスに従い「くっつきBBS」を付けてみるテスト。

5/11 (火)

[Tips] DNS リゾルバの設定を替えてみる

Apache Web サーバーはデフォルトではアクセスしてきたサイトの記録をホスト名単位で行う。
だが www.nminoru.jp では国別アクセス統計を行いやすくするために、httpd.conf に HostnameLookups Off を指定してアクセスサイトの IP からホストへの逆引きを停止している。 そのためアクセスログには以下のように IP アドレスで記録される。

10.0.0.1 - - [28/Apr/2004:22:09:23 +0900] "GET /~nminoru/ HTTP/1.1" 304 - "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; WinNT4.0; ja-JP; rv:1.4) Gecko/20030624 Netscape/7.1 (ax)"

これはこれでいいのだが後から人間がアクセスログを見直す時のためにホスト名に変換したアクセスログも欲しい。
この目的のために Apache Web サーバーには logresolve というサポートコマンドが用意されている。 logresolve は標準入力から1行づつ読み込み各行の先頭が IP アドレスの形式をしていればその部分をホスト名に変換して標準出力に出力してくれるツールである。

$ logresolve  < access_log  > access_log.resolved

で、ここまでが前置き。
www.nminoru.jp を運用している Vine Linux 2.6 の標準環境では、logresolve コマンドは遅すぎて使っていられない。 1日分のログを解析するのに、酷い場合だと 10〜20 分程度掛かることがあるから。

遅い原因の一つはアクセスログに記録されたサイトの中に、逆引きに対応していない IP アドレスが大量に含まれていることだと思われる。 それ自体はしょうがないので DNS リゾルバの設定を変更して凌ぐことを考える。
UNIX 系 OS は /etc/resolv.conf で設定を行うが、options によって以下のような設定を調整できる。

  • gethostbyname や gethostbyaddr が実行された時、 オプション attempts:n に指定された回数まで ネームサーバーに問い合わせを行う。 Vine Linux 2.6 のデフォルトでは attempts:2 なので、 ネームサーバーに聞きに行って失敗した場合、 もう一度だけ問い合わせを行う。

  • ネームサーバーへの 1 回の問い合わせの タイムアウト時間は timeout:n で指定する。
    Vine Linux 2.6 のデフォルトでは timeout は 5 なので、 サーバーが問い合わせに返答できない場合には 1回 5 秒間のペナルティをもらうことになる。

設定の善し悪しを判断するために 簡単なプログラム を書いてみた。 出力を適当な Perl スクリプトで解析してみる。

  • 答えが帰ってくる問い合わせはほとんど 0.5 秒以内に返ってきている。
  • ホスト名が1度目の問い合わせで解決する割合と、 2度目の問い合わせで解決する割合は 4 : 1 ぐらい。
  • gethostbyaddr の平均返答時間を計算すると、 ホスト名が解決した場合には 1.2 秒、 ホスト名が解決できない場合には 1.4 秒掛っている。

いい加減な分析だが、タイムアウトが 5 秒というのは長すぎるのは間違いないと思う。
しばらく resolv.conf の設定を timeout:1 に替えて運用してみる。


5/10 (月)

[Java] Java の Iterator は、どうして Cloneable と Comparable を実装してくれないのか?

管理人は普段 C++ を使う仕事をしている。
正直に言うと、この日記は Java の話が多いが、普段というか滅多に Java のプログラムは書かない。
でもまぁ XML 関連の仕事や Eclipse のプラグインの仕事もあるので Java で書かざるえないこともある。
そういう C++ の STL のコンテナクラスと反復子に慣れた人間が、Java の Collection を触っているとむっき〜〜となることが多い。

Collection の内部を探索する最も原始的な (しばしば唯一の) 手段は java.util.Iterator を使うこと。
Iterator は Collection の先頭から最後に向けて手繰っていく機能しか提供してくれない。
それはいいのだが個人的には

  1. Iterator 同士の比較ができない
  2. Iterator の複製ができない

という点が不満。
例えばほとんど同じ内容の 2 つの List があって、その差分を取り出す操作を書くような場合に 1. 2. の機能があると随分便利なんだけど。

SDK のソースを読む限り、Iterator インターフェイスの実装クラスに Cloneable と Comparable を実装しても罰はあたらないように見えるのだけど、、、

今日の晩飯

すき屋 に 牛肉メニューの「すき焼き定食」が復活したので食べてみる。


5/9 (日)

STAR WARS 展とハダカデバネズミ

朝の10時に上野駅で takano 氏と待ち合わせ。
上野の国立博物館で開催中の STAR WARS SCIENCE and ART 展上野動物園 へ。

STAR WARS SCIENCE and ART 展

先に国立博物館でやっている STAR WARS 展へ。
すごい混雑を予想していたのだが、 全然 列ができていない。 館内の人の入りもまばらなり。
子供の科学離れは深刻なのね。。。 ← 関係ない?

入り口から EPISODE 4〜6、1〜2 と撮影順に展示されている。 EPISODE 4〜6 の頃のものは、 実際に撮影に使われた 着ぐるみやミニチュアの宇宙船の模型など。 当時の撮影の工夫などがビデオで語られる。

EPISODE 1〜2 のものとしては、 ドロイドやポッドレーサーの実物大の模型 (撮影に使ったかどうか分からない)、 劇中の登場人物が着た衣裳などが展示されている。
ポッド以外で目を引くのは EPISODE1 のジャバ・ザ・ハットの ポッドレーサーの観客席の大型模型。 実際に撮影に使われたものだが、 観客席の模型には人の代わりに 色の着いた綿棒が並べられている。

展示物はどれも興味深いのだが、 難を付けたいのが 会場のいろいろな場所に貼られた 「科学的な解説」。 国立博物館側がつけたのだと思われるのだが、 スターウォーズの事物を 無理やり現代の科学常識に当てはめようとして、 みょうちくりんな説明になっている (エアスピーダーはエアクラフトと対比させられるし、 宇宙船の説明は H II ロケットや JAXA の推進する計画に無理矢理 関連づけられてしまうなり)。 牽強付会ぷりは「空想科学読本」のようで、しおしおのぱーだ。

国立博物館の常設展示

ついでに 常設展示 も見て行く (特別展の料金を払った人は常設展示も見れるのでお特なり)。
11時を回ったぐらいだが、 日本の未来を担う 小さいお子様がだんだん増えてくる。
本館が 1F 〜 3F まで新館が B1F 〜 3F あり、 恐竜の化石や日本に落ちた隕石の標本などがある。 世界の博物館の標準装備「フーコーの振り子」もあるよ。

国立博物館
国立博物館
国立博物館
国立博物館
国立博物館
Mantra (アメ横)

昼飯は上野駅まで戻って アメ横内のインド料理のセルフバイキング「Mantra」で。
バイキングとラッシーを頼む。 T 氏はタンドリーチキンを追加。
写真は、、、撮るのを忘れてしまったなり。

上野動物園

お昼過ぎから小雨がぱらつくようになったが、 構わず上野動物園へ。
黒タイツのような網が掛けられた変な像が出迎えてくれる。
入場料は大人一人 600 円なり。

上野動物園:変な像
変な像
上野動物園:入り口
公園入り口

まずはパンダがお出迎えしてくれます。
この時間には部屋の中に入っていたため 写真の撮影が難しい。

上野動物園:パンダ
パンダです
上野動物園:パンダ
こう見えても
食肉目です
上野動物園:パンダマウス
パンダマウスです。

お目当てのものを見るためにモノレールを渡って西園に。
西園には鳥類と小動物がいます。
ハシビロウコウは平面顔が面白いのですが、 カメラを向けるとぷいと横を向かれました。

上野動物園:ペンギン
ペンギンです。
上野動物園:ペリカン
ペリカンです。
上野動物園:フラミンゴ
フラミンゴです。
上野動物園:ハシビロコウ
ハシビロコウです。

お目当てのものよりも先に 両生類・爬虫類館を発見。中に入ります。
マスターキートンにも出てきた ヤドクガエルもいました。

上野動物園:両生類・爬虫類館
両生類・爬虫類館
上野動物園:カメ
カメです。
上野動物園:小さいカメ
小さいカメです。

そしてついにお目当ての動物を発見。 ハダカデバネズミ いた〜〜。
アフリカ東部の砂漠地帯に穴を掘って生きている 齧歯目 デバネズミ科の生き物にして 哺乳類の神秘。 「裸・出歯・鼠」の名にたがえぬ姿形をしております。 なんというか卑猥です。

こいつは ハチ・アリ・シロアリのように 真社会性を示す生き物です。
一匹の女王ネズミと数匹の王ネズミ、 ワーカーネズミ、兵士ネズミからなる群れを構成します。
真社会性を示す哺乳類はハダカデバネズミだけ。
ある意味 カモノハシやハリネズミよりも珍しい生き物なのです。

上野動物園:ハダカデバネズミ 上野動物園:ハダカデバネズミ 上野動物園:ハダカデバネズミ 上野動物園:ハダカデバネズミ

小動物館ではフラッシュが焚けないので ピントが合わせられない (;_;
動かないラーメンばっかり撮っていないで カメラの腕を磨かねば。

追記:2005/5/11
寝ている所の撮影に成功。
出っ歯がよく分かる。

上野動物園:ハダカデバネズミ

動物園を見た後は秋葉原に寄って帰るなり。

P.S.

今日の見て回った中で一番珍しかったのは、STAR WARS 展の観客の中に居た (両方が) 女装した男のカップル ということになるようだ。
管理人はこのカップルを目撃して「仲良く手を組んだ女のカップルがいる。良く見るとタチの方は男なのか女なのか区別つかん。。。」と思っていたのだが、takano 氏はネコの方も男だったと断言する(takano 氏の鑑定眼の方が確かだ)。
確かにネコの人も妙だとは思ったけど、ミニスカート履いていれば男だとは思わんよ、あたしゃ。。。

P.P.S.

ドゥークー伯爵はクリストファー・リーでよかったようです。
俺の記憶力は H 嬢よりも当てにならない。 トホホ。

今日の晩飯

元住吉の ふらんす亭 で に・くを食べる。


5/8 (土)

エンゲル係数を高める会が開催される

日本橋の某所で「エンゲル係数を高める会」が開かれる。
今回のお題は「生クリーム」。

会は2時からなので、昼飯に新橋の味の時計台でバターラーメンを食べて行く。

味の時計台・新橋店・バターラーメン
味の時計台
バターラーメン

今回の生クリームパーティの目玉は jokabe 氏がカナダから密輸入したメイプルシロップ。
菓子類に生クリームとメイプルシロップを塗りたくって食べるなり。

メイプルシロップ
メイプルシロップ
3本あって濃さが違う
スコーン
T さんが作ってきてくださったスコーン
生クリーム
生クリーム
冷凍パインと冷凍マンゴー
冷凍パインと冷凍マンゴー
会食風景
会食風景
フルーツ
フルーツも

参加者は計10名でした。


その後 dvd を鑑賞し、夜まで残っていた人で日本橋 三越前の ますたにラーメン へ。
前回は写真を撮り忘れたので、今回はバッチり撮影。

ますたに:店の前
ますたに
ますたに:ラーメン
ラーメン

P.S.
「ますたにラーメン」の近くに「COREDO 日本橋」あり。 実物大のチョロQ (電気自動車) が展示してある。
すでに店はしまっていたので、ショーウィンドウ越しに写真を撮っておく。

COREDO 日本橋:店の前
店の前
COREDO 日本橋:チョロQ
乗れるチョロQ

5/7 (金)

[MyWeb] Web ページの更新は続く

「スタックオーバーフローハンドリング」 のページをかなりリライトする。
ようやく意味が通じる文章になったような気がする (^_^;
makecontext を使う方法や Windows 側のテクニックなどもう少し書けることはあるけど、とりあえず完成ということにする。


5/6 (木)

[Compiler][Bench] PathScale が SPEC CPU2000 に登録

AMD64 用の C/C++/FORTRAN コンパイラを作っている PathScale が 自社コンパイラのデータを SPEC に登録している。

スコアは 2.2GHz Opteron / SuSE Linux 9.0 for AMD64 上で SPECint2000 が 1,452SPECfp2000 が1,691 となる。 データのある AMD64 系では最速だ。
他のアーキテクチャと比較すると、CINT は Pentium4 with HT Extreme Edition 3.4GHz の 1,705 に続く 2 位。
CFP は Itanium2 1.5GHz の 2,161POWER4+ 1700MHz の 1,776 に続く 3 位。P4 w/HT EE 3.4GHz の 1,556 に僅かながら勝っている(まあ、スコア自体は IBM POWER5 や富士通の新しい SPARC64 が控えているのですぐに更新されるだろうね)。

これまで CPU2000 にはプロセッサメーカーかハードウェアメーカーしか登録していなかったが、「純粋なコンパイラ屋」である PathScale が正式に結果を登録してきたこと。 AMD64 用のコンパイラというと PGI のイメージが強いが、がんばって宣伝してください。


5/4 (火)

[Patent] SCO の旗色がどんどん悪くなってゆく

最近はとんと話を聞かなくなった 対 IBM のSCO だが裁判は進行中。
だが、 SCO のクレームから 「IBM が SCO が著作権を持つコードを AIX のコードから Linux にコピーした」 という主張が落っこちたようだ。
SCO は レイオフ もはじまるみたいで、 先行き不安なり。

[MyWeb] 55,555 カウント

アクセスカウンタが MTL.T からの累計で 55,555 を越えた。
明日(5/5) 越えていれば 5 が揃ったんだけど (^_^;

今日の昼飯

コインランドリーで洗濯をしている間に、 近くのデニーズで親子丼を食べる。


5/3 (月)

[MyWeb] Web に追加・修正する

世間では G.W. らしいが、今日も会社にトボトボ出勤。 仕事の続きをしようとする。
しかし長期休暇のためか 管理部はネットワークの変更・テストを行っているもよう。
断続的に HTTP Proxy が遮断されて、 外部の Java や Eclipse の API マニュアルが読めなくて 仕事にならない。トホホ。

しょうがないので、 家に帰って日記の整理を行い、 独立したページとしてまとめる。


5/2 (日)

Google の仕様が少し変わったかも

ホームページ には Google の検索ボックスを貼り付けているが 最近こいつの調子がおかしい。
2バイト系文字を検索語として指定すると 「$B%&%_%9%:%a (B」のように文字化けしてしまう。

こちらのホームページは ISO-2022-JP なので フォームデータを JIS エンコードで送ってしまうのがまずいのであろう。 下の 赤字 のように accept-charset を 指定してすると文字化けは解決するが、 急に文字化けした理由は良く分からない。

<form method=get action="http://www.google.co.jp/search" accept-charset="UTF-8">
  <input type=text name=q size=31 maxlength=255 value="">
  <input type=hidden name=hl value="ja">
  <input type=submit name=btnG value="サイト検索">
  <input type=hidden name=domains value="www.nminoru.jp">
  <input type=hidden name=sitesearch value="www.nminoru.jp">
</form>

追記: 5/3

Google の このページ に注意書きが増えている。
Shift_JIS の部分を HTML の文字コードに合わせれば良いようだ。
ISO-2022-JP に変更したところ accept-charset を使わなくても文字化けしない。

<form method=get action="http://www.google.co.jp/search">
  <input type=text name=q size=31 maxlength=255 value="">
  <input type=hidden name=hl value="ja">
  <input type=submit name=btnG value="サイト検索">
  <input type=hidden name=ie value=Shift_JIS>
  <input type=hidden name=domains value="www.nminoru.jp">
  <input type=hidden name=sitesearch value="www.nminoru.jp">
</form>

5/1 (土)

スティーヴン・ジェイ・グールドに関係がある本を 3冊

4/29 に見つからなかった ジョン・オルコックの 「社会生物学の勝利 ― 批判者たちはどこで誤ったか」 は、 結局 新宿の 紀伊國屋 まで出かけて入手 (無論、事前にインターネットで在庫があることは確認)。 後は偶然目に留まったので リチャード・ドーキンスの最新刊 悪魔に仕える牧師 ― なぜ科学は「神」を必要としていないのか (原題 A DEVIL'S CHAPLAIN) ともう一冊を購入。

「社会生物学の勝利」 はオリジナルが 2001年に出版。
サブタイトルの「批判者たちはどこで誤ったか」とあるように、 単に社会生物学の紹介をする本ではなく、 社会生物学にかけられている色々な誤解を解く というか誤解と闘うことが目的。 そして本書の最大のターゲットは スティーヴン・ジェイ・グールド (Stephen Jay Gould)。 まだ途中までですが、グールド憎しという感が滲み出ております。
もう一つの大きなターゲットが文化相対主義。 こちらもソーカル事件や『「知」の欺瞞』を引用するところから始めて、えらい勢いで叩いてますなぁ。


「悪魔に仕える牧師」 は、 手に取って裏側に目をやって帯を見ると、、、、、、、、、、、
なんと ナイルズ・エルドリッジが書評を寄せている。 うっひゃ〜〜〜。

【ドーキンスは】剣のように切れ味鋭いウィットと、分析的知性を発揮している
…… 道半ばにして倒れたライバル、スティーヴン・ジェイ・グールドについて彼が本書で記している文章は、 ことに読む者の胸をうつ。

エルドリッジが書いたとは思えないほど好意的な書評だが、 これは第5章「トスカナの隊列でさえ」の ドーキンスが書いたグールド本の書評への謝辞ですなぁ。
# この本はグールドの死後 (オリジナルは2003年) に出版されていまする。
本書を読むと ドーキンスとグールドが手紙をやり取りしながら、 連名の創造論批判の声明を出す段取りをしていた話とかが出てくるし (グールドが死んでしまって果たせなかった)、 ドーキンス v.s. グールドの論争は終わってしまったのねと しんみりと感じるなり。

ただ、この本はドーキンスが書いた端っぱなエッセイや書評集なので統一された構成はない。
ドーキンス v.s. グールド論争ウォッチャーの人は必読だが、 それ以外の人は別のドーキンス本を読んだ方が良いかも。
# あと、やっぱりポストモダン・文化相対主義批判がありまする。
# いろんな所ではやってますなぁ (← そういう本を選んで読んでいるから)


一緒に買った最後の一冊は、 「あの素晴らしい日ペンの美子ちゃんをもう一度」
かつては雑誌の裏表紙に書かれていた

  • XX年の歴史を持つ日ペン
  • 先生方も超一流
  • テキストはバインダー式
  • ペン字検定 一級合格者の4割が日ペンの出身者

の美子(みこ) ちゃんである。
管理人はとんと知らなかったが 1972年から始まった連載(?) は 1999年に終了していたようだ。
美子ちゃんの連載時期は、グールドが Naturla History Magazine に連載していた期間に重なるのね。。。
版元が第三文明社というのが少し気になるが買って帰る。

今日の昼飯

元住吉の ふらんす亭 で ハンバーグセットを食べる。


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Written by NAKAMURA Minoru, Email: nminoru atmark nminoru dot jp, Twitter:@nminoru_jp