NAKAMURA Minoru の日記 (2004年12月)

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12/31 (金)

アフェリエイトの決算

この Web ページのアフェリエイトプログラムは以下のようになった。

アフェリエイト売り上げ報酬
Amazon 2004 3q10アイテム ¥32,526¥1,446
Amazon 2004 4q34アイテム ¥79,709¥3,451
楽天3アイテム ¥21,963¥219
Google AdSense (10/31〜12/31) US$ 23.07

一番 古くから始めている Amazon アソシエイトプログラムは 44 アイテムをこのサイト経由で買っていただき計 4,897 円の収入!!

Google AdSense は $23 の収入。 これは、すべての Web ページのフッターに AdSense を追加した 12 月以降の成果になる。

楽天アフェリエイトは、 お店をあまり紹介してないせいもありしょぼしょぼ。 それでもリンクのない 楽天トラベル エス・アール に、 ご注文を出してくださった方もあり多謝です。

I love spam

しばらく前から spam メールを消さないように貯めていたのだが、 数えてみると 11月が 1,738 通、12月が 1,695 通も受け取っている。 1日に約50通の spam を受け取っている計算。 これも MTA (postfix) 側で DNS が引けないサーバーは弾くなどの spam 対策をした上での結果。

そろそろ bogofilter とかを導入して spam の叩き落としをすべきかしら?


12/30 (木)

[Java] PhantomReference の使い方

java.lang.ref パッケージにある PhantomReference は、 用途がはっきりしない参照オブジェクトだ。 ライブラリの仕様には 「参照しているオブジェクトが強参照/ソフト参照/弱参照/ファイナライズ参照を失い GC によって回収されるタイミング (finalize() は呼び出しが終わっている) を通知する機能がある」と書かれているが、 使いどころがパッと思いつかないと思う。 それは PhantomReference#get() メソッドは常に null を返すので、 PhantomReference が参照しているオブジェクトを取り出すことはできないことが原因であろう。 PhantomReference が Java プログラムに返してくる情報は、 GC 回収の直前になると ReferenceQueue にエンキューされた or されないという情報だけだ。

だが PhantomReference#get() は常に null を返すにも関わらず、 リファレントとなるオブジェクトは Reference#referent フィールドに代入され、 GC が起きてクリアされない。 そのため JNI を使って強制的に referent フィールドを読めば GC 直前のオブジェクトの状態、特に finalize() 実行後のオブジェクトの状態などを読み取ることが可能だ。

この性質はおそらくデバッグのために残してあるもので Java プログラムから利用するのはやや反則だが、 下のようなプログラムができないこともない。

[Java] finalize の代替実装

PhantomReference を利用することで finalize() の代替になるクリーンナップ手段を提供することができる。 jp.nminoru.ref.CleanupReference はその実装例である (ただし、この実装は MT-unsafe になっている)。

そのオブジェクトが回収される前に クリーンナップ処理を行いたいオブジェクトに対して、 CleanupReference 参照オブジェクトを設定すればよい。 クリーンナップ処理の内容は jp.nminoru.ref.Cleaner インターフェイスの clean() メソッドを実装することで与える(下がプログラム例)。

import jp.nminoru.ref.*;

public class Test {
  public static void main(String[] args) throws Exception {
    String target = new String("referent");

    CleanupReference clean = 
      new CleanupReference(target, 
        new Cleaner() {
	  public void clean(Object target) {
            // GC が回収する前に実行される。
	    System.out.println("Clean: " + target);
	  }
	});

    target = null;
    System.gc();
    Thread.sleep(1000);
  }
}

CleanupReference & Cleaner によるクリーンナップ処理は、 処理を行う対象をインスタンス前に設定可能。 また Cleaner#clean() 中で CleanupReference を再設定すれば、 複数回のクリーンナップ処理も行うことができる。

追記:2005/1/11

Reflection を使ったバージョンも公開。

[Java] (おまけ) sun.misc.Cleaner によるクリーンナップ処理

Java 言語では finalize() メソッドをオーバーライドすることによって、 オブジェクトの回収時のクリーンナップ処理を行うことが可能だが、 JDK 1.4.2、1.5.0 (5.0) では finalize() とは少し違った クリーンナップ手段がある。

import sun.misc.Cleaner;

class CleanerTest {
  public static void main(String[] args) {
    Object target = new Object();
    Cleaner cleanup = Cleaner.create(target, new Runnable() {
      public void run() {
        System.out.println("referent が回収さえた後に呼び出される");
      }
    });

    referent = null;
    System.gc();
  }
}

実際のプログラムに使うのはいろいろ問題があるので、 使わんほうがええ。


12/29 (水)

田舎に帰省

羽田空港から飛行機で田舎に帰省。 空港は人でごったがえしていて、 どこも長蛇の列が出てきた。

P.S.
飛行機が飛び立つまで雨が降っていたが、 その後 関東には雪が降ったのね。


12/28 (火)

[Bench] PowerPC970 の公式 SPECcpu2000 のスコアが公開

今日は仕事納め。
今年、最後であろう SPECcpu2000 が更新される。

その中で IBM が eServer BladeCenter JS20 のスコアを公開してきた。 JS20 は 2.2GHz の PowerPC 970 を搭載したブレードサーバー。 Apple が VeriTest に依頼して計測した PowerMac G5 (PowerPC970 2.0GHz) の 計測結果 は 一般には公開されていたが spec に登録はされなかった。 これが正式登録された最初の PowerPC 970 の SPEC cpu スコアになる。

JS20 の結果は、OS は AIX で、コンパイラは本家 IBM XL C/C++ V7.0 と XL Fortran V9.1 を使って計測。 PowerPC の真骨頂が得られる構成だ。 しかし、 結果は int2000 が 1,040、 fp2000 が 1,241。 VeriTest の計測結果 (int_base2000 で 800、fp_base2000 で 840) と 比較すると周波数向上分以上の結果を得られているが、 インフレーションしつつある他の CPU アーキテクチャーには一歩譲ってしまう。 やはりキャッシュが L2 で 512KB までしか搭載していないのが

その他、 新しい CPU としては Intel の Pentium4 w/HTT Extreme Extreme Edition の 3.46GHz、3.80GHz が公開された。 3.46GHz が int2000 が 1,772、 fp2000 が 1,724。 3.80GHz が int2000 が 1,671、 fp2000 が 1,842。 fp2000 としては Itanium2、POWER5 に続き 3 位に浮上。

更新

IPSJ に入会

日本情報処理学会 に入会申し込みをする。 一緒に研究会の PRO に入ったが 14,000 円も取られる。ACM よりも高い。。。

IPSJ のデジタルライブラリは 登録していない研究会の論文は読めないんだよね。 値段 高いのに。。。

覚え書き

  • 雑誌社の人と打ち合わせ。
  • この冬 初めての暖房をつける。
  • 部屋代を払った。

12/26 (日)

あぅ

今日も起きたら夜の 10 時になっていた。。。
大丈夫かい私。

[時事] インドネシア・スマトラ島沖大地震

日本時間の 10 時(現地時間の午前8時)に、 インドネシア・スマトラ島沖で m8・9 の地震が発生。 津波によって周辺国に大規模な被害が広がっているもよう。

インドネシアにいるニコ君は大丈夫だろうか?

追記:12/28

地震の規模は M9.0 に変更される。 1995年の阪神・淡路大震災(M 7.3) の 360 倍。

追記:2005/4/4

八木勇治・筑波大助教授は、 解析の結果地震の規模は M9.4 (M9.0 の 4 倍) だったという説を発表。

その他

  • 年賀状を書くために古い手紙を取り出したら、 その中に行方不明になっていた銀行通帳が発見された。 通帳の停止をして使用できなくなっているので、 時すでに遅し。
    部屋中を散々探したのだが、こんな所にあったとは。。。
  • カモメールのくじをやっと確認。 末賞が1枚あたっていた。
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[1] [名無しさん] 2007-07-11 12:31:02
学生時代目茶行ってました「ボンディー」より小ぢんまりして良いと思います

12/25 (土)

[Food] 神保町 欧風カレー「ペルソナ」 (ぐるなび)

カレー月間なので、さらに神保町のカレー屋を攻める。 今回は欧風カレー「ペルソナ」。

チキンライスの辛口にチーズをトッピングしたものを注文。 値段は 1,200 + 200 = 1,400円 なので割高感あり。 横長の容器にライスが出てくるところや、 味は「ボンディ」 (11/28 の日記) を思わせる。 ナッツをスライスしたものがのってシャキシャキ感があるのが 「ボンディ」との差別化ポイントか?

ペルソナ:店の前
店の前
ペルソナ:前菜のポテト
前菜のポテト
ペルソナ:ルーとライス
ルーとライス
ペルソナ:カレーをかけたところ
カレーをかけたところ

ぐるなびのページに 300円引きのクーポンがある。 忘れずに持っていくこと。

上野動物園

年賀状用に来年の干支の写真を撮ろうと上野動物園に。
来年の干支は申だったよなぁ〜 と勘違いして、 猿山のサルを激写。

と思ったら、酉だったようです。 撮影用のセットまで用意されていました。

ついでにハダカデバネズミに会おうとしたものの、 前に行ったときには4匹ぐらいいたハダカデバネズミが2匹になっていました。 死んだのかしら?

P.S.
最後に国立博物館に行って、 プレゼント交換のプレゼントを購入。

国立博物館:クジラの模型
寒空の下でもクジラの模型が出迎えてく れます。
国立博物館:レジ
売店のレジが Macintosh でした。 これはおそらく MacinCash と思われ

情報技研のクリスマス・パーティー

情報技研のクリスマス・パーティー & 忘年会に、部外者だが参加さえてもらう。


いろいろ

浜田さんが焼いてこられたチキン

オードブル

会食前

いつもの通り生クリームが、、、

パティシエ イナムラ・ショウゾウ のケーキ。 jokabe 氏が朝から並んで購入。

イナムラショウゾウ
イナムラショウゾウ
モンブラン
イナムラショウゾウ
ロールケーキ

12/24 (金)

渡る世間は鉄ばかり

少し前に購入したマンガ「鉄子の旅」 (1) (2) を 職場に持っていて、同僚の Y 氏に見せる。 Y 氏にはマンガの内容がほとんど分かるようだ。 宇津井駅の話などを見て「行った、行った」と面白がっている。
Y 氏曰く「じゃあ、大回りする?」。 結構でございます。

よく考えてみると nminoru の周りの人は鉄分濃度が高い。

  • 鉄分が豊富で JR に入っちゃった人
  • 鉄分が豊富で脱線すると鉄道の話になっちゃう人
  • 鉄分が豊富で全国の JR 線を制覇しちゃった人
  • 鉄分が豊富で登山鉄道に乗りにスイスに旅行しちゃう人
  • 鉄分が豊富で (以下、略)

鉄分が薄いのは、、、オレぐらいだ !!

ラーメンの繁盛店 (WEB版)

コンビニで神奈川県限定のラーメンガイドを購入。
買ってから気づいたのだが、 武蔵中原の店は一件も載ってないのれす。

ちなみにこの本は Amazon.co.jp では取り扱いなし。


12/23 (木)

今日、目が覚めると

日が暮れて一日が終わっていたよ。。。


12/22 (水)

[Work] Opteron サーバーが来ねぇ

DELL の PowerEdge 2850 と一緒に注文した 4-way Opteron サーバーの納品日が 12/28 になるという連絡あり。トホホ。

[Prog] Linux の代替シグナルスタック (alternate signal stack) の問題

  • sigaltstack() をセットしたスレッドが 子スレッドを pthread_attr 指定なしで生成すると、 親スレッドの代替シグナルスタック設定が そのままコピーされるという問題が発覚。 一つのスタックを複数のスレッドで共有しているわけで、 例外が同時に起こると確実にバグる。
    これが POSIX の仕様通り動作だとすると仕様のバグだと思うのだが、 回避方法はあるのだろうか? pthread_create をフックするぐらいしか 思いつかないが、、、
  • sigaltstack() で代替シグナルスタックとして指定できるメモリ領域には最小サイズがある。 MINSIGSTKSZ よりも小さいメモリは代替シグナルスタックにできない。

はまり道

IA サーバーの BIOS 設定でコンソールリダイレクションが指定したい場合、 リダイレクション先に指定したシリアルポートは使用不能になるようだ。

備忘

index の複数形は indices


12/21 (火)

[Windows] Support Tools for Microsoft Operating Systems

マイクロソフトが日本企業数社(NTTデータ、日本HP、日本UNISYS、富士通) と 「Support Tools for Microsoft Operating Systems」 を開発。 Windows Server 2003 上でアプリケーションを動かしている時の 障害時の原因特定のに使えるツールを増やしたようだ。 いづれも Platform SDK の Windows Debugger(WinDbg) を使用している開発者・SE 向けのツール。

  1. Kernel Memory Space Analyzer
    カーネルオブジェクトを表示するツールのようだが詳細は不明。 WinDbg のプラグインかしら?
  2. User Mode Process Dump
    UNIX 系の gcore に相当する機能。 動作中のユーザープロセスを停止させずにコア採取するツール。
  3. Desktop Heap Monitor
    デスクトップヒープとよばれるWindowsの特別なメモリ領域のサイズや、 現在の使用量などの情報をレポートするツール だそうだが、 どのようなものかは不明。

内容だけ見ると日本企業数社というのはツールを使う側の企業で、 アイデアだけ貰って実装は Microsoft が一社がやっているのではないかと疑う。 「マイクロソフトと共同開発」と発表したのは、 「エンタープライズ Linux で大手ベンダーが協業」というに対抗したのでは、、、 と考えるのは穿ち過ぎかしら?

[MyWeb] MTL.T から完全撤退

出身研究室のホームディレクトリを整理する。 数年分のメールも退避した上で削除。

学生時代は 全部で 10 個ぐらいのアカウントを使っていたが、 MTL.T のホームディレクトリにはその残骸が残っている。 一番、古いタイムスタンプは 1997 年ごろ。 わけもわからず書いていた .emacs とかを見ていると、 もの悲しくなるなぁ。


12/20 (月)

駅弁

本日 出張。
新幹線で買って食べた「いくらわっぱ」弁当。

[Food] 沼津の「やきとり白鷺」

忘年会。 店の前の看板には「やきとり白鷺」とある。 出てくるものも焼き鳥っぽい。
でも焼き鳥じゃない。 チキンではなくて全部豚。 摩訶不思議。

焼き豚
しろ
焼き豚
れば
焼き豚
たん
焼き豚
かしら
焼き豚
せいにく
焼き豚
がり

今日見かけた珍しいもの

沼津駅そばのスルガ銀行で見たドライブスルー形式の ATM。

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[沼津マン] 2004-12-21 17:28:01
沼津駅北側ですね?
[管理人] 2004-12-25 00:00:12
そうっす。
ドライブするーのあるスルガ銀行の写真も足してみました。

12/18 (土)

[Food] 元住吉「連笑」

近所に豚骨醤油ラーメンの店ができたので行ってみる。 昼時を外していったのだが、開店直後のためか人は大入だった。

連笑:店の前
店前
連笑:チャーシュー飯
チャーシュー飯
連笑:連笑ラーメン
連笑ラーメン

ラーメンとしては「家系」に属しているのだと思われ。 麺は太めのストレート、 コラーゲンまで溶け出したトンコツスープだが 見た目よりはずっとあっさりしている。
味は5点中2点。 わざわざ駅から歩いて来て食べる必要はないと思うが、 近所に住んでいる私はたびたび行くかもしんない。


12/17 (金)

坂井研のクリスマスパーティー

人買いを兼ねて坂井研のクリスマスパーティーにお邪魔する。
○○○ (← nminoru の勤めている会社の親会社名) が景気が悪いためか、 私の次の代 以降、田中・坂井研から○○○へ入った学生はおらんなり。 とにかく修士一年生に名詞を渡してきますた。

田中教授が官退されて研究室の構成員がかなり減っているのだが、 それ以上に博士の人数が減っているというような話が出る。 昨年は D3 が 3 + 2 人いたのだが、 今年は博士課程を全部合わせて 2 人しかいない。 なかなか厳しいところだ。

普段、会わない I 女史に会う。 I 女史は情報工学専攻の博士課程から思いっきり志望を変えて法曹界を目指すことになったが、 東大のロースクールに受かったそうだ。おめでとう。 弁護士の資格を取るためには最低三年掛かるそうだ。 がんばってください。

帰りに工学部10号館に寄ってみる。 昔は私の席で、今は jokabe 氏の席のある場所は腐海に沈んでいた。 氏が買って研究室に置いているエスニックな調味料の瓶は、 数年間に渡って熟成され、 世界中のどこにもない調味料へと変化していた。

[Food] 千石自慢ラーメン (ぐるなびウォーカーグルメYahoo!グルメ)

クリパの後、 三浦少年と「千石自慢ラーメン」に行ってみる。 文京区に住んでいた時は自転車を飛ばして週に一度は通っていた懐かしの店。 ここは激烈にこってりしたトンコツスープのラーメン屋さんで、 夜の12時を過ぎて客の列ができるという人気店でもある。

ただ、 私が食べ始めた大学4年生の頃には非常に美味しく感じたのだが、 じょじょに味が落ちてきて、 修士の頃には旨さよりもくどさを感じていた。 今日は再訪して、味が戻っているかさらに落ちているかを確認しよう。

タクシーに乗り付けて行ってみると、 巣鴨近辺は店並が大きく変わっている。 ここかしこにコンビニが見られる。 「千石自慢ラーメン」の店も改装され、 今風のラーメン店にチェンジしていた。 そのうえ立ち食いからカウンター席になっている!

千石自慢ラーメン:看板
店は改装されていた
千石自慢ラーメン:チャーシュー麺の大盛り
チャーシュー麺の大盛り
千石自慢ラーメン:食後
スープをだいぶ残す

感想は「美味しくない」から「不味い」の中間。 正直、失望。 今日がたまたまなのかもしれないが、 麺がふにゃふにゃで「茹ですぎたインスタートラーメンのよう@三浦少年」。 スープが以前以上にくどく感じて、ほとんど飲めなかった。

なぜ不味くなったのか考えると、 スープは変わっていない気がするので、 麺が変わったのが原因なのではないだろうか? 現在はストレートな麺だが、かつてはちぢれ麺で腰のある麺だったのだが。 今の麺はスープのこってり感に答えられていないと思われる。


12/16 (木)

サーバー管理機能の備忘録

最近の IA サーバーは、 サーバー管理のためのハードウェアインターフェイスを持っているのが普通だ。 しかし、 メーカーによって装備の内容が津々浦々で、 それを制御するためのソフトウェア群も 自社以外のハードへの対応状況がいまいちだったりするので悩ましいことが多い。 Intelligent Platform Management Interface (IPMI) (仕様(英語)紹介(日本語)) が整えられて、 ベンダー毎のサーバー管理ツールを複数立ち上げるという状況を改善して欲しいところだ。

以下はサーバー管理に関するメモ書き。

  1. リモート管理を行うハードウェア的な道具立てとしては、 以下のようなものがある。

    BMC (Baseboard Management Controller)
    マザーボード上にあって温度管理や HDD の S.M.A.R.T などを監視するマイコンのこと。 BMC 自身がどのような機能を持つかはベンダー依存。 また BMC から情報を取り出す方法も幾つかある。
    BIOS 拡張
    PCM (Remote Console Manager)RomPilot と呼ばれる BIOS にサーバー管理機能を持たせたものがある。 これも PCM と RomPilot がどう違うのかはよく分からんし、 誰が制定した規格なのかもよく分からん。
    リモート・マネージメント・カード(RMC)、リモート・サービス・カード(RSC)
    サーバーを管理・監視するミニサーバー。 シリアル、LAN、モデムなどでログインし 本体のイベントログの監視や電源オン・オフなどができる。
    BIOS 拡張との違いは、 BIOS 拡張は本体の CPU に依存しているため OS が起動した後は機能の制限を受けるが、 RMC は独自のプロセッサを持っていて サーバー側とは完全に独立して動作している点。 電源も本体とは独立して取る。
    DRAC (Dell Remote Access Controller) や、 hp の Management Processor (MP) がある。
    リモートコンソールスイッチ
    物理的に離れたところから操作可能な KVM。 hp の IP コンソールスイッチ などがある。 マシンの仕様とは無関係に使えるので、 一番 実用度が高い気がする。。。
  2. 各社が出しているリモートマネージメントソリューションで可能な リモート操作をただ列挙してみる。

    Wake On LAN
    特定のマジックパケットを投げつけることによって、 電源オフになっているマシンを起動できるシステム。
    イーサーネットカードの機能で、 最近は大概ついている。
    ネットワークブート (PXE boot)
    ネットワークインストールやネットワークブートを可能にする機能。 インストールサーバーと呼ばれるブートイメージを公開するサーバーを外側に立てて置き、 DHCP によってインストールサーバーの位置を特定し tftp を使ってブートイメージを貰ってくる。 イーサーネットカードのコントローラーの機能。
    仮想フロッピー、仮想 CD-ROM
    BIOS 拡張やサービス・マネージメント・カードの機能として、 ネットワーク上にあるフロッピーイメージや CD-ROM イメージを「マウント」して ローカルなディスクのように見せる機能。 コンソール・リダイレクションと併用すると、 リモートインストールが可能になる。
    コンソール・リダイレクション
    BIOS の出すテキスト出力をシリアル経由や LAN 経由で表示可能にする操作。 BIOS や OS のブートシーケンスの一部が表示・操作可能になる。
    同種の機能として、 起動時のコンソール画面を保存して後で閲覧できるようにする コンソールログ機能もある。
    Watch Dog Timer (WDT)
    OS ブート監視とか自動リセットとか呼ばれる機能で、 OS がフリーズしてしまった時になどに強制的にリブートを掛ける機能。
    仕掛けとしては、 システムボード側にタイマーを用意して一定時間立つとマシンを強制的にリブートさせてしまう。 OS 上にドライバーやエージェントプログラムを用意して、 WDT のリブートが掛かる前にタイマーをリセットする。 このエージェントが定期的に WDT のリセットを行っている間は正常、 行われなくなると異常と判断する。
    OS 起動前と OS 起動後は、タイマー値が別々に取られることが多い。
    リモートコンソール
    リモート・マネージメント・カードの機能として、 シリアル経由や telnet や slogin によって リモートコンソールにログインする機能。 ログインした後は、 マシンパラメータの設定やイベントログの閲覧、 電源のオフ・リブートなどの操作ができるのが普通。 条件によってはコンソール・リダイレクション機能なども使える。
    PCM (Remote Console Manager)RomPilot でも使用できることがあるが、 POST 時 (マシン起動フェーズ) に限られていたりする。
    VGA 画面のスナップショット
    VGA の画面をキャプチャーしてネット経由で転送する。

追記:12/24
サーバー管理ソフトの例: 富士通の Server View。
自社サーバーは写真まで出て分かり易いが、 他社製品への対応状況はさっぱり。


12/14 (火)

[CPU] .NET Chip? (/.WindowsForDevices.com)

.netcpu Corp という会社が、 Java Chip ならぬ .NET Chip を発表した。
CPU の中で、 32-bit ARM7 TDMI-S (27.6MHz動作) プロセッサコアと一緒に Common Language Runtime (CLR) のサブセットが動いているそうだ。 .NET Embedded のプログラムが OS なしで動作する。 どういう方面に売り込みたいのかは謎だ。。。

Symantec 社が Veritas Software 社の買収に動く (CNet JapanITmedia)

VMware に食指を伸ばした EMC に続き、 SymantecVeritas を買収しようとしている。 Veritas の場合はストレージの仮想化だが、 どこも仮想化技術がホットなのね。。。
ただ個人的には Symantec と Veritas は畑違いのように思えて、 買収にはちょっと疑問符が沸く。 上の記事の通りに Hewlett-Packard が Veritas を買収するか、 SUN、Microsoft、EMC あたりが買収する方が自然だ。

追記:12/16

買収が正式発表されたに (ITmedia)。 買収金額は135億ドル。

RAID1 対応の USB 2.0外付けHDDケース (RATOC の製品ページPC Watch)

RATOC が 12月下旬 にUSB 2.0 インターフェイスで 3.5 インチ HDD が 2 台の ミラーリングができる外付け HDD BOX を発売する予定。 HDD はリムーバブルで運用中の Hot Swap も当然可能で、 壊れた HDD を差し替えると自動リビルド (auto rebuild) がはたらく。
だた公式製品ページの製品の特長が凄い。

■デイリーバックアップもディスクの交換だけで完了
5個のバックアップ用ディスクトレイがあれば、月〜金曜日まで5日間毎日バックアップをとって、1週間分のデータが簡単に残せます。
(1) 帰る前にバックアップ用トレイを取り出し、その日の分のバックアップとして保管。
(2) 次の日の分のバックアップ用トレイを入れておきます。
(3) 自動でリビルド(マスターのコピー)が始まります。パソコンの電源オフでもリビルド実行ok。
(4) 次の日の朝にはミラーリングされた状態で快適に作業が始められます。

RAID1 だからといって、 HDD を積極的に抜き差しするのか !?

P.S.

似たような製品 もあるのね。 OEM かしら?


12/12 (日)

[Food] 渋谷 ラージ・マハールでランチ

渋谷に服を買いに来たついでにカレーを食べる。
ターゲットはラージ・マハール(RAJ MAHAL)(公式Excite楽天グルメ)
お店はセンター街の交番の近くにある河内ビルの 5F にある。

ラージ・マハール:ナン
ナン。大きい
ラージ・マハール:チキンカレー、ミックスベジタブルカレー
チキンカレー
ミックスベジタブルカレー
ラージ・マハール:アルゴビ
アルゴビ
(カリフラワーとジャガイモを炒めたカレー)
ラージ・マハール:ゼリー
デザートのゼリー

ランチメニューの三色カレーセットを注文(1,300円)。 ライス or ナン、カレー3種類(チキンカレー、ミックスベジタブルカレー、アルゴビ)、タンドリーチキン、ドリンク、デザートが付く。 カレーの辛さは押さえ気味。 どれも美味いが、右から2番目の写真のカリフラワーとジャガイモを炒めたカレーが絶品 (ネットで検索したところ アルゴビ (Aloo Gobi) というそうな)。

しかしカレー強化月間というのにまだ一店目。
飯を食べた後は、本屋に寄る。その後 職場へ。

[MyWeb] 66,666 カウント突破

ホームページ のアクセスカウンターが 66,666 を突破。 ∩(・ω・)∩


12/11 (土)

雑記

  • 日記のヘッダー部分を変更してみる。
  • 上野のインド料理店 デリー に ホームページができている。
    オンライン通信販売もあり。
    親戚・友人にカレーセットを送ってみた。

12/10 (金)

[Work] 保守、保守、保守

NETGEAR GSM7324(L3 スイッチ) 以外にも 私の管理しているマシンが次々に壊れていっている。
本日は以下の物品に保守が入る。

  • hp rx2600 (2-way Itanium2)。 電源の一つが停止 (冗長電源で動いていた)。 → 電源ユニット交換。
  • 富士通 Primergy R450。 電源が入らない。 → マザーボード交換。
  • 富士通 Primergy L100e。 内蔵 HDD が壊れた。 → HDD 交換。

ラックの熱密度が問題なのかもしれない。 どのマシンも BMC が付いてリモートから状態監視できるマシンなので、 リモート監視した方がよいナリ。


12/9 (木)

[Tips] VLAN (とその設定方法) がよくわからん

11/30 に修理から戻ってきた NETGEARGSM7324 は、 しばらく単なるスイッチングハブとして使っていたのだが、 新しいサーバー機もやってきたのでもう少し複雑なネットワーク構成を取れるように設定変更を試みる。

現在 私の管理しているマシンは、 性能測定やテストに使うサーバーが 6 台と 負荷発生用の Windows マシンが 5 台あって、 外部のクラス C のネットワークに直接繋がっている。 しかしセキュリティ強化のため Windows マシンからは、 外部のネットワークには接続できないようにしたい(下図)。

目指すネットワーク構成

手っ取り早いのは GSM7324 を L3 ルーターとして使い、 サーバー側と負荷発生器側を別のサブネットにする方法。 ただ負荷をかけられる側と負荷をかける側が 別のネットワークにあるというのは何となく気になる。 できれば VLAN の機能を使って L2 レイヤーで実現したい。

で、 その設定を行おうと GSM7324 のマニュアルを読むのだが、 読んでも読んでもちっとも分からない。 昔のモデムのコマンドリファレンスみたく、 コマンドの解説はあっても言葉の定義や概念の説明は省かれている。 他社のマニュアルや VLAN の解説本を読んでようやく理解。

GSM7324 はタグ VLAN が基本で、 ポートから入ってきたタグ付きフレームの VID を見て どの VLAN に中継されるかが決まる。 ポートがどの VLAN に中継できるかは 1) での設定による。 タグなしフレームの場合には、 3) によてポート毎に決められた VLAN に中継される。

1) VLAN の設定: VLAN にポートを追加
config vlan participation <exclue|incude|auto> <1-4094> <slot.port|all>

VLAN が中継するポートを指定する。 同一のポートを複数の VLAN に所属させても OK。

デフォルトでは全てのポートが参加する VLAN 1 が存在する。

2) ポートの設定: タグなしフレームを通過させるか
config vlan port acceptframe <all|vlan> <slot.port|all>

all に設定されたポートはタグ付きフレームもタグなしフレームも通過させる。 タグ付きフレームはタグの示す VLAN に、 タグなしフレームは PVID の VLAN に中継される。
vlan だとタグ付きフレーム以外は通過させない。

デフォルトでは全てのポートが all。

3) ポートの設定: PVID を設定
config vlan port pvid <1-4094> <slot.port|all>

ポートに入ってきたタグなしフレームは PVID 番の VLAN に中継される。 これはタグなしフレームに PVID 番のタグが付くわけではなく、 タグなしのフレームのまま VLAN にのる。

デフォルトでは全てのポートで PVID 1 となっている。

4) ポートの設定: タグの不一致の扱い
config vlan port ingressfilter <enable|disable> <slot.port|all>

タグ付きフレームが入ってきたが、 ポートがその VID の VLAN に所属していなかった場合の処理。
enable の場合はフレームを破棄する。
diable の場合は VLAN 設定を無視して全てのポートに中継する。
タグなしフレームに対しては意味をなさない。

デフォルトは全てのポートで disable。

ポートにフレームが入ってくる時の処理をフローチャートにすると、 以下のようになる。

if (フレームはタグ付き) {
  t = フレームのタグ

  if (ポートが t 番の VLAN に所属している) {
     t 番の VLAN に送る
  } else if (ポートが ingressfilter:disable) {
     全てのポートに中継する。
  } else { // ポートが ingressfilter:enable
     破棄する。
  }
} else { // フレームはタグなし

  if (ポートは acceptframe:all) {
     PVID 番の VLAN に送る
  } else { // ポートは acceptframe:vlan
     フレームは破棄
  }
}

これとは別にタグの付いていないフレームに対して、 タグを付けるという機能がある。

5) ポート設定: 外に出るフレームにタグを付ける
config vlan port tagging <enable|disable> <1-4094> <slot.port|all>

デフォルトは全てのポートで disable。

結局 やりたかった設定は、 VLAN を 3つ作成し ポート毎に PVID を指定するとこで実現できた。 ただ送信時と受信時が異なる VLAN を通って帰ってくるという奇妙な設定だ。。。これで本当にいいのか?

ポートの PVID 設定
Port 番号Port VLAN ID (PVID)備考
11外のネットワークを繋ぐ
22サーバー群を繋ぐ
33負荷発生器を繋ぐ
VLAN のポート設定
VLAN 番号参加するポート番号
11, 2
21, 2, 3
32, 3

なおも幾つかの疑問が残る。
PVID を n に設定されたポート M があり、 VLAN n がポート M を含んでない(exclue)とすると 通信はできるのだろうか?

P.S.
アライドテレシスの VLANソリューションのページ には、 マルチプル VLAN (Private VLAN or Protected Ports VLAN) の説明がある。 マルチプル VLAN があると今回のような設定がもっと楽にできるようだ。

P.P.S.
改めて思ったが、自分は通信系の技術をよくわかっとらん。
Link AggregationSpanning Tree Protocol (stp)Port Mirroring は分かるが、 Protocol-based VLANGeneric Attributes Registration Protocol (GARP)IGMP SnoopingMultiscast Forwarding Database (MFDB) が 何をするものなのか さっぱりだ。


12/8 (水)

米 IBM が PC 事業を中 聯想集団(Lenovo) に売却

すでにいろいろな所で話題になっているが、 PC の名目上の本家である IBM が PC 事業を売却した。 PC 事業といってもデスクトップマシンはすでに OEM のようなので、 Think ブランドと ThinkPad の開発部門を売ったということだろう。 これからは全部 OEM で行くようだ。

nminoru も ThinkPad ユーザーだし、 IBM の大和事業所で ThinkPad を作っている友人もいるので心を痛めているが、 明日は我が身かもしんないなぁ。


12/7 (火)

[Work] Xeon64 サーバーが来たよ

DELL のラックマウント IA サーバー PowerEdge 2850 が納品される。
2-way の Prescott コア Xeon 3.6GHz、メモリは 8GB ほど搭載。
別のホストの構築をせねばならんのでしばらく放置。

[Java] IBM Java developer kit の Windows 版

IBM の Windows 版の Java VM の一般配布は 1.3.1 で打ち止め、 1.4 系は Linux しかないと思っていたのだが、 Eclipse の同梱版という少し特殊な形で 1.4.2 のバイナリが配布されていたようだ (ここ)。 ランタイムは 単体配布 もされている。

Windows 版 v1.3.1 の時も、 WebSphere SDK for Web Services のコンポーネントとして配布されていた。 IBM も SUN との契約に縛られて このような妙な形態にせねばならんのだろうね。。。

追記:12/10

Diagnostics Guide を読むと、 z/OS や AMD64 版の IBM VM 1.4.2 では GC アルゴリズムとして世代別 GC が選択できるようだ (-Xgcpolicy:gencon)。 Scavenger とあることから Copying GC っぽいのだが、 Diagnostics Guide 中では詳細は記述されず。 謎なり。


12/6 (月)

はてなアンテナの更新通知

ここ数日、 はてなアンテナこの日記 をクロールしなくなっていたのだが、 原因を調べているうちに はてなアンテナの 手動更新チェッカー を発見。 手動更新チェッカーを用いると、 はてなアンテナのロボットが直ちにページの更新を確認して 更新済みならアンテナに反映してくれる。

API は REST 風で、http://a.hatena.ne.jp/check?url=チェックしたいページのエンコード済みURL。 下に更新チェッカーフォームを作成してみた。

更新したいURL
 

P.S.

更新チェッカーを使ってからは この日記 へのクロールが再開された。 便秘の時の浣腸のようだね。。。

[Tips] MH & mh-e on Vine Linux 3.1

12/3 の作業で 職場の Vine Linux 2.6 マシンは Vine Linux 3.1 マシンとして復活したが、 MH & mh-e 周りの動作が怪しくなる。

まず Vine Linux 3.1 はデフォルトの emacs がバージョン 21.3 で、 mh-6.8.4_jp-13.i386.rpmemh-1.14.1-0vl2.src.rpm のパッケージを入れても ちゃんとした MH & mh-e 環境ができない。 MH のコマンドを実行すると 「C ライブラリの errono 変数を参照している」と警告メッセージが表示されて、 mh-e 側が余分な出力を読み飛ばせないのが原因のようだ。 ソースを持ってきてビルドしようとすると、 「varargs.h なんて使うなゴラァ。stdarg.h 使え」と叱られる。 インターネットを検索して 中野武雄氏の 2003年11月28日の日記 に 掲載されたパッチを参考にビルドを行い ある程度 送信・受信ができる環境を得た。

しばらく emacs-21.3 上で使っていたのだが、 ドラフトメール等を再編集する M-a コマンドが使えないことに気づく。 ドラフトメールが emacs のバッファに残っている間は M-a が効くのだが、 emacs をいったん終了してしまうと再編集できなくなる(再編集しようとすると空のファイルができる)。 nminoru は書きかけのメールをメモ代わりに使っているので +drafts フォルダの再編集が効かなくなるとえらく不便だ。

あれこれ emacs lisp を弄ってみたが修正できないので、 emacs20-20.7-0vl18.i386.rpm のパッケージをインストール。 emacs-20.7 を入れて凌ぐことにした。 この場合でも emh-comp.el に簡単にパッチをあてないと再編集ができない。 なぜだろう?

diff -ur emh-comp.el.orig emh-comp.el
--- emh-comp.el.orig    2004-12-06 20:52:57.000000000 +0900
+++ emh-comp.el 2004-12-06 20:52:33.000000000 +0900
@@ -235,7 +235,8 @@
                            (mh-msg-filename msg mh-draft-folder)
                            ))
                       (set-buffer (get-buffer-create name))
-                      (binary-insert-file-contents filename)
+                      ; (binary-insert-file-contents filename)
+                      (binary-insert-encoded-file filename)
                       (setq buffer-file-name filename)
                       )
                     (pop-to-buffer name)

Astec-X 4.00 → 4.30 での不具合

nminoru は Windows2000 SP4 に アステック社Astec-X 4.00 を載せて 上記 Vine Linux 2.6 マシンと接続していたのだが、 Vine Linux を 3.1 にアップデートすると X クライアントの日本語フォントが文字化けが発生。 これは Astec-X のバージョンを 4.00 から 4.30 に上げることで解決。

しかし v4.30 に上げたことによってウィンドウの Z-Order 管理が おかしくなるといった新たなる問題が発生。
Astec-X を マルチウィンドウモード接続方法を「なし」 に設定すると、 X クライアントのウィンドウが Windows のウィンドウよりも 常に手前に表示されるようになる。 フォーカスは合うのだが、 奥にある Windows のウィンドウの タイトル部分やウィンドウ枠をクリックしても 手間に出てこないのだ。

この症状を出すためにはもう少し条件があって、 X Forwarding をオンにした Tera Term Pro で その中から X アプリケーションを立ち上げる必要がある。 ASTEC-X コントロールパネルから 接続方法を「セキュアシェルを使用する」を選択し kterm を一つだけも開けておくと、 このような症状はでない。 なんでこうなるか良く分からんが障害レポートを書いて送ろう。


12/5 (日)

[Windows][Prog] Windows の仮想記憶ページの PAGE_GUARD 属性

「スタックオーバーフローのハンドリング」のページ に 書き忘れていたのだが、 Windows NT 系にある PAGE_GUARD 属性の話。

Windows の VirtualProtect API は、 UNIX の mprotect() 関数にあたり PAGE_READONLYPAGE_READWRITEPAGE_EXECUTE_READWRITE などを指定して ページの読み・書き・実行権限を指定可能 (実行権限は CPU と OS が NX 機能が有効にしている場合だけ効果あり)。

だが Windows NT 系では、 これに追加する形で PAGE_GUARD 属性 を付けることが可能。 この属性を付けたページに初めてメモリアクセスを行うと STATUS_GUARD_PAGE 例外 が発生するが、 この例外はトラップしてもトラップしなくてもプログラムが続行する無害な例外で、 いったん例外を発効したページは PAGE_GUARD 属性を落したノーマルな属性へと返る。

実際に Windows NT 系はスレッドスタックの実装のために この PAGE_GUARD 属性を使用しており、 スタックトップに PAGE_GUARD 属性ページをおいて STATUS_GUARD_PAGE 例外をトラップするごとに スタックを伸張するということを行っている。

あと Windows 固有のページ属性として PAGE_WRITECOPYPAGE_NOCACHE がある。 PAGE_WRITECOPYCreateFileMapping で ファイルマッピングメモリを使うときに、 オリジナルのファイルへ変更を行わずにメモリ上だけの書き換えが可能。 PAGE_NOCACHE はキャッシュなしです。

参考


12/4 (土)

[Work] 日記の曜日を間違えたら…

今日は金曜日だと信じて会社に出かけたら会社は休み。 なんと土曜日だった。。。
12/1(火)、12/2(水)、12/3(木) と日記の曜日を間違え書いていたのが原因のようだ。

しょうがないので IA-64 サーバー(hp rx2600) に RHEL4 をインストールする作業を行う。
rx2600 にはすでに RHEL3 が入っているが上書きはせずに別パーティションにインストール。
だがインストールの最後にインストーラーが EFI Boot Manager に "Red Hat Enterprise Linux AS" というエントリを作成してしまう。 これは古い RHEL3 のエントリと同名なので、上書きされて RHEL3 用のエントリが消されてあせる。

ただ EFI Boot Manager から操作することで エントリの復活に成功。 EFI はブートマネージャーの機能を持っていて、 そこにエントリを追加する方法も仕様化されている。 EFI がブートパーティション (vfat 形式) の中の .efi ファイルを読み込んでエントリを追加することが可能。 RHEL の場合は /boot/efi/redhat/elilo.efi。 よく出来ているなり。

[MyWeb] 出張のお土産写真

職場の人の出張のお土産をデジカメで撮影していたが、 だいぶたまったので 公開 してみよう。

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[本店] 2004-12-05 18:55:50
間違えて休日出勤って結構僕もやります。
休日とわかっていても出勤しているような気もしますが、、、
[管理人] 2004-12-06 21:47:58
人間は現金なもので、学生時代は昼夜・曜日が狂いまくっていた私も、定時のあるサラリーマンになってからは (一分でも長く寝ていたいので) あんまり休日を忘れたりはせんのですよ。
それに前日に「ケロロ」と「種運命」の録画の確認をしているので、次の日が土曜日だと認識はしていたはずなんです。はい。

12/3 (金)

[Work] 復旧作業

昨日、HDD が壊れた職場のパソコンに OS を再インストール。
壊れたのは Pentium3 800MHz / 512MB のメーカー製パソコン。 PC カードスロットと SCSI 接続の MO ドライブがついているが FDD がない。 予備の HDD を借りて、CD-ROM インストールを行う。

OS は 前は Vine Linux 2.6 だったので、Vine Linux 3.0 をインストールすることにする。
詳細は省くが、以下のようなことを実行。

  1. 設定ファイル
    • /etc/hosts
    • /etc/resolv.conf
    • /etc/{passwd,group,shadow}
    • /etc/ntp.conf
    • /etc/sshd/{ssh_config,sshd_config}
    • /etc/ld.so.conf ... /usr/local/lib の追加
  2. SOCKS5 & BJORB の設定 /etc/libsocks5.conf /etc/bjrob.conf
  3. apt のプロキシ設定 /etc/apt/apt.conf に以下を追加。
    Acquire {
      ftp   {  Proxy "ftp://proxy.example.com:8080/";  };
      http  {  Proxy "http://proxy.example.com:8080/"; };
    }
    
  4. automount 設定 ホームディレクトリは NFS サーバーから引っ張ってくる。 /etc/auto.home ファイルに
    *               -fstype=nfs,soft,intr   nfs-server:/home/&
    
    /etc/auto.master ファイルに
    /mount/home	/etc/auto.home
    
  5. MH & emh のビルドと設定
  6. postfix の設定

インストール後、apt-get で v3.1 でアップデート完了。


12/2 (木)

[Work] HDD に不良セクタが…

職場の Linux ワークステーションの 80 GB の HDD が不良クラスタを出すようになった。 もしやくだんの 出戻り HDD とかと疑ったが、 それとは別の Maxtor 6Y080L0 だった。 Maxtor の HDD が壊れるのは今年に入って 2 本目。

バックアップを取っているので失ったデータはないのだが、 6Y080L0 は HDD としてはもう使えないので交換が必要。
この機会に Vine Linux 2.6 から 3.1 にあげよう。


12/1 (水)

JPCERT/CC のインターネット定点観測データが公開される

JPCERT/CC は、 インターネット上に置いた定点観測センサーが 毎日どのくらいのポートスキャンを受けるのかというデータを CSV ファイル形式で公開することになった (プレス)。

データは 1日単位の各ポート毎の集計で、 複数台のセンサーのデータをまとめて1台あたりの平均値を求めている。 センサーが何台あるのかは不明。 ざっと見てみるとやはり 135/TCP、445/TCP、137/UDP、139/TCP、138/UDP と Windows の穴を探すものが多いようだ。

またまた新顔の crawler

Apache のログに新顔の crawler を発見。 11/27 からイメージファイルのあるディレクトリを中心にファイルを引っ張っているが、 何故だかイメージファイルそのものを GET していない。

psbot/0.1 (+http://www.picsearch.com/bot.html)

この crawler は Picsearch という 画像専門の検索サービスのものらしい。 Picsearch で nminoru を引くが何も出てこず。。。

ビデオキャプチャーカード GV-MVP/RX が不安定

9/26 に購入した IO-DATA のビデオキャプチャーカード GV-MVP/RX を使用中だが結構不安定。

  • 長時間視聴していると画面に突然タイリング状のノイズが乗るようになる。 これは録画済みの MPEG2 ファイルを見ても同様。
    リブートしないと元に戻らない。
  • DirectShow をオフにして視聴しながら録画中をしていると 突然 Windows がフリーズする。 マウスカーソルは動くのだがそれ以外のウィンドウが動かず リブートを余儀なくされる。
    ただ一度始まった録画はフリーズ中も進行しているようだ。

やはりビデオキャプチャーマシンは、作業マシンとは分離した方がいいのかしら?
ぼちぼち 自作3号機 を復活させよう。

検索サイト対策

Google 等で当サイトを検索すると Kuttuki BBS のコメント書き込みページ画像のインデックスページ が 大量に引っかかる。
雑音になるので、これらのページのヘッダーに <meta NAME="robots" CONTENT="noindex,noarchive"> を加えて、 検索に引っからないように修正した。

もう一つ。 Apache URL Rewriting を使って /~nminoru/diary/current_month.html/~nminoru/diary/12.html のようにリダイレクトしているのだが、 /~nminoru/diary/current_month.html?20041201 のように query string が残っている URL は /~nminoru/diary/12.html?20041201 のようにリダイレクトされ ? よりも後が残ってしまう。
URL Rewriting 機能ではこの部分を除去することができないようなので、 current_month.html という名前の CGI を作って その CGI でリダイレクト処理を行うように変更。


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