9/21 (土)
[Movie] アド・アストラ
109 シネマズ川崎で『アド・アストラ』を観る。 カール・セーガン原作でジョディ・フォスターが主演した『コンタクト』を思い出したが、どちらも知性を持つ異星人を探すというストーリーでどちらも主人公の父親との関係が重要になっていた。 『コンタクト』は異星人が居るという証拠は全部なくなったけどそれでも宇宙に知的生命体がいると信じて待ち続けるというラストだったが、『アド・アストラ』は宇宙の中で知的生命体が居るのは地球だけよというラストになっている。
それにしても主演のブラッド・ピットはたびたびにアップになるが、肌の質感とか見ているとずいぶん歳をとったと感慨深い。 『ジョー・ブラックによろしく』に出演するブラピの若々しさが遠い昔のようだ。
9/20 (金)
[Movie] HELLO WORLD
109 シネマズ川崎で HELLO WORLD を観る。 結局、この物語は4つどんでん返しがあるように思える。
- 2027年の世界が仮想世界(記憶世界)だと分る。
- 2037年の世界も仮想世界であると分る。
- ラスト1分
- ラスト1秒
ラスト1分の方は伏線が張られていたので予想が着いたが、ラスト1秒は手がかりがないので分らんよな。
ラスト1分は2038年の世界が仮想世界だったことからより上位の世界があることが分るのと、キャラクター造形が伏線になっているように思われる。 大人のカタガキナオミがつきあい始めてすぐの彼女に10年近く固執しているという大変重いキャラクターで、仮に意識を回復した一行瑠璃とそのままつきあい始めて彼女にどん引かれることになると思う。 これを解決するにはカウンターとして「一行瑠璃も堅書直実と同じぐらい重かった」とする必要がある。 中盤あたりで現実に起きていることは逆なんだろうという予想ができた。
あと HELLO WORLD は『君の名は。』のヒットを受けて東映からそういう方向に向かうように転換を迫られたようだが、「タイムループものに見えて、タイムループしていない」「少年が少女を救うというストーリーに見えて、そうなっていない」というプロットなのは、同じことはやらないという矜持なんだろうなぁ。
そういえばヒロインが昏睡状態になってしまうのは『君が望む永遠』を思い出させたが、あれは主人公が1年で諦めてしまうのは現実的だった.
9/15 (日)
[Movie] アス
チネチッタで『アス』(原題: Us)を観る。 ホラー系の映画特有の馬鹿な行動をとってしまうのが気になるが、それでも非常に面白い作品だった。
- ラストのクローン人間たちが手を取り合っている目的がハンズ・アクロス・アメリカの実現を目指しているとは気づかなかった。 ヒントはあったのに。
- 最初の少女時代のアデレードが迷子になるシーンでラストの一つ手前のネタは予想できた。
- アデレードのドッペルゲンガーが喉が潰れたような声なのは、最初のシーンで喉を絞められたからなんだろうな。